J3福島ユナイテッドは24日、元韓国代表GKチョン・ソンリョンの加入を発表した。
チョン・ソンリョンは1985年生まれの40歳で、2016年に韓国の水原三星からJリーグ川崎フロンターレに移籍するため来日。以降Jリーグベストイレブンに2回選出されるなど、川崎の4度のリーグ制覇に大きな貢献をした。
チョン・ソンリョンは川崎のクラブ公式HPにおいて「このチームに初めて来た時から、家族のように温かく迎えてくれたクラブスタッフの皆さん、選手の皆さん、そしてサポーターの皆さん。すべての瞬間が、私にとって忘れることのできない幸せな思い出であり、貴重な経験でした。数多くの優勝やタイトルを経験し、さまざまな面で大きく成長することができました。
これからも、ずっと応援しています。これは別れではなく、また必ず再会するための一歩だと思っています。また川崎に戻ってくる日があるかもしれません。私もこれからさらに努力しますので、これからもたくさんの応援をよろしくお願いします。
愛する川崎フロンターレに関わるすべての皆様へ、あらためて心から感謝します。本当にありがとうございました。愛しています!!」と10年近く所属したクラブのサポーターへ感謝を伝えている。
また、福島ユナイテッドの公式HPでは「⽇本で再び新たな挑戦ができること、福島ユナイテッド FC の⼀員として、みなさまと共に戦えることをとても楽しみにしています。また、寺⽥監督と再び⼀緒に戦えることを光栄に思います。私たちの夢は J2 昇格です。その夢を実現するために、全⼒を尽くし、ただその夢だけを⾒据えて⾛り続けます。⼼をひとつにして、必ず実現させましょう。熱い声援をよろしくお願いいたします」と語り、J2昇格を目指すクラブへの貢献を誓った。
母国を離れ、“第二の故郷”とも言えるクラブに巡り合ったチョン・ソンリョン。新たな挑戦に今後も目が離せない。
