リヴァプールに所属しているエジプト代表FWモハメド・サラーが、SNSにクリスマスツリーの写真を投稿したことでファンから激しい批判を受けているようだ。

現在エジプト代表の一員としてアフリカネーションズカップに参加しているサラーは、24日に自身のInstagramなどにクリスマスを祝う投稿を行い、二人の娘がクリスマスツリーの横に座っている写真を掲載。コメントには「メリークリスマス」のハッシュタグを書いていた。

しかしながら、この投稿には数多くの批判コメントが書き込まれて炎上。イスラム教のサポーターが多いこともあり、クリスマスを祝う投稿に対しての反発を引き起こした。『Daily Mail』によれば、ファンからは以下のような反応があったという。

「私はマンチェスター・シティのファンだが、あなたを愛していた。ロールモデルだと思っていた。インスピレーションを与えてくれた。しかしこの投稿の後、私はあなたをロールモデルとして見ることはできなくなった。削除しないのであれば、フォローを解除する」

「あなたはイスラム教徒だ。自身の宗教と文化を尊重すべきだ。何百万人もの人々に何を見せているのか」

「イスラム教ではない宗教的祝日を祝うことは、彼らの信仰を肯定することであり、それはシャリーア法では許されないものだ。名声は責任であり、信仰は人々からの承認よりも貴重だ。アッラーを畏れなさい。死はあなたが思っているよりも近いものだ」

ただ、イスラム教徒と思われるファンからの激しい批判が寄せられる一方で、「違いを認めれば世界はより良い場所になるだろう」「サラーは愛を分かち合うことをやめていないだけ」「あらゆる憎悪を無視し、子どもたちのために毎年このようなことをやっている。それを大いに尊敬したい」という擁護のコメントも多かったようだ。

サラーはイスラム教徒であるが、毎年クリスマスの時期にはこのような投稿を行っており、そのたびにイスラム教徒のファンから反発を受けていることで知られる。

筆者:石井彰(編集部)

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