Jリーグ復帰を果たしたアルビレックス新潟が、ブラジルから実績あるストライカーを迎える可能性が浮上している。

ブラジルメディア『BOLAVIP』は27日、同国1部フルミネンセに所属するFWエヴェラウドが、今オフにJ2のアルビレックス新潟が獲得へ移籍する可能性があると報じた。

同メディアは、新潟が移籍金150万ユーロ(約2億7500万円)を提示し、正式オファーを提出したと報道。クラブ側も交渉を前向きに捉えており、選手本人も2026年に向けて「新たな挑戦」を望んでいるとされる。

一方、同国メディア『O DIA』は、エヴェラウドが周囲に対し「来季はフルミネンセに残らない見通し」であることを明かしていると伝えた。契約は2026年末まで残るものの、クラブ内部ではセンターフォワードの補強が急務とされ、今季批判を浴びた同選手の放出は現実的な選択肢となっているようだ。

エヴェラウドは鹿島アントラーズで2020年から2シーズンにわたって活躍。加入1年目はリーグ戦で18ゴールを挙げてJ1年間ベストイレブンに選ばれた。

その後母国に復帰したエヴェラウドは、2025年にバイーアからフルミネンセに加入し、公式戦58試合で8得点3アシストを記録。エースのFWヘルマン・カノの長期離脱を受けて先発起用が続いたが、決定力不足を指摘されていた。

フルミネンセは獲得時の投資額を回収できる見込みで、財政面でも移籍は魅力的だという。

J2新潟にとっては、J1復帰を見据えた即戦力補強となる可能性が高く、今後の交渉の行方に注目が集まる。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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