この冬にアビスパ福岡からドイツ1部ザンクトパウリへ移籍した日本代表DF安藤智哉は、身長190センチを誇る26歳の大型ディフェンダーだ。
日本代表MF藤田譲瑠チマも所属するザンクトパウリは16位で前半戦を終えたが、安藤は即戦力として期待されている。
地元紙『Mopo』は、こう伝えていた。
「190センチの日本人選手は、クラブが彼を獲得した理由をすぐに証明した。
26歳の日本代表は、明るい未来と未開拓のポテンシャルを秘めている。
守備面での柔軟性を活かすことで、今後数週間、数ヶ月で活躍が期待できる。
もっとも、3バックの面子は固まっているため、当初はサポート役となる可能性が高い。しかし、アレクサンダー・ブレッシン監督がシーズン後半に主力DFを守備的MFにコンバートした場合、安藤は重要な要素になるだろう。
ブレッシン監督は安藤をこう評価している。
『(ウィンターブレイク中の)ブレーメン戦で素晴らしいプレーを見せたが、今は少し時間が必要だ。実際、毎日ビデオ分析を行いつつ、試合についてもあらためて話し合って、個々の状況を把握し、何が重要かを見極めた。日に日によくなっているし、彼はすでに正しい軌道に乗っている。しかし、その前の3週間は練習をしていなかったので、その点も少し取り戻す必要がある。
本当に素晴らしい選手、おもしろいし、チームに積極的にからんでいる。彼は右利きだが、左足でボールを扱うことも多いので、右利きだと分からないこともある』」
安藤は、学ぶことにも意欲的だそうで、監督は「間違いなく戦力」と期待している。
ただ、安藤は語学力を向上させる必要があり、英語のレッスンを受けているという。現在はピッチ外ではザンクトパウリで用具係を務める神原健太さんが、ピッチ内では藤田が安藤の通訳係を担当しているそう。
ブレッシン監督は「英語、日本語、ドイツ語を常に翻訳しなければならないので、頭がパンクしそうさ」とも話していた。
なお、ザンクトパウリは10日にRBライプツィヒ戦を戦う予定だったが、激しい降雪のために延期が決まった。
筆者:井上大輔(編集部)

