J2の徳島ヴォルティスは、過去の未払い問題を巡りブラジルのコリンチャンスと再交渉に入っていることが明らかになった。

ブラジルメディア『Globo Esporte』が今月10日に報じている。

同クラブは、FIFA(国際サッカー連盟)とCBF(ブラジルサッカー連盟)から科されていた移籍禁止処分が解除されたものの、2024年シーズンの補強で生じた債務問題の整理に着手。現在、7クラブと交渉を進めており、その中に徳島も含まれているという。

問題となっているのは、2024年に徳島から獲得したブラジル人DFカカの移籍金だ。

報道によると、移籍金は約2400万レアル(約7億円)とされ、分割払いの契約だったが、コリンチャンスはこれまで一度も支払いを行っていない。

徳島側は支払いを求めており、現在は両クラブ間で再交渉が進められている段階だ。

コリンチャンスは深刻な財政難に陥っており、負債総額は約27億レアル(約800億円)に達する見通し。クラブは利息を抑えた分割払いなど柔軟な支払い方法を提示し、信頼回復を図る方針だ。

徳島にとっては、主力DFを放出した対価が未払いとなる異例の事態で、今後の交渉の行方が注目される。

ブラジルメディア『Bolavip』は12日、コリンチャンスはこのような経済状況から、カカを同リーグのアトレチコ・パラナエンセへ売却するための交渉を開始したと報道。交渉は初期段階だが、コリンチャンスは売却に前向きな姿勢を示しているという。

カカは2023年夏に徳島からパラナエンセへ期限付き移籍した経験がある。その後2024年3月にコリンチャンスへの期限付き移籍を経て、昨季から同クラブへ完全移籍した。

コリンチャンスでは守備の要として公式戦31試合に出場。主力センターバックが1年での退団する可能性があるという状況から、コリンチャンスの不安定な経済状況がうかがえる。

両クラブの協議がどのような決着を見るのか、日本のサッカーファンも引き続き注視していきたい。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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