日本代表として歴代3位となる通算126試合に出場した吉田麻也。

代表キャプテンも務めた37歳のベテランは、2010年に名古屋グランパスからオランダへ移籍すると、イングランド、イタリア、ドイツ、そして、アメリカでプレーしてきた。

彼は、interfmの『吉田麻也 Treasure in Talk』で、こんな話をしていた。

「大前提として、プロに行く選手とか、代表に行く選手、海外に行く選手は、本当に一握り中の一握りだと思うので、大多数の人はプロにならずにどこかで諦めて、違う道に進むと思うんですよ。

ただ、僕がいつも思うのは、そこでの苦しいことに立ち向かったこととか、辛いことをずっと続ける精神力を養うこととかはどの分野に行っても生かされる。

実際、体育会系の卒業生のほうが社会に出て成功する可能性が高いみたいな記事もたまに見たりするんですけど、それって将来に生かされるんじゃないかといつも思っていて。

確かに僕もそうですけど、スキル的に伸びなくなるとか、壁にぶち当たることってあるんですよ。で、その時に例えば、環境を変えてみるとか、いつものルーティーンを変えてみるとか、やっていたトレーニングと違うことをやってみるとか。

当時、僕がまだ若かった時は、今みたいにインターネットが普及していないので、上の人に聞いたり、同じ歳の人に聞いたり、歳が下の人に聞いたり。

例えば、代表とかでも、僕が上の年代になった時も久保(建英)、堂安(律)、三笘(薫)、冨安(健洋)とか、彼らの話を聞いて、なるほどなとこういうことがあるのかと試してみたりもしてましたね。

今もやってますし。なぜかというと、特にサッカーはそうなんですけど、本当に狭い世界で日々が繰り返されるので、自分からアンテナを高く張って、キャッチアップしていかないと、情報って得られないんですよね。

なので、なるべくそういうアンテナを常日頃から張っているように意識しているし、そういう情報やいいものを自分に吸収して、キャリアに生かすようにしている。

あとは、シンプルに色々なことを知ったり、見たりするほうが、自分の将来にとってプラスになるんじゃないのかなぁと思うので。これが仮にサッカーじゃないことで、社会に出ても、プラスになるし…」

辛いことを乗り越えた経験は必ず生きると考えているようだ。

新しいものを取り入れることだけでなく、根気強く続けることの重要性も感じているとのこと。

筆者:井上大輔(編集部)

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