総務省統計局によれば、平成24年度における日本全国の男性の平均身長は167.3cmであるそうだ。
これはオランダやデンマーク、ドイツより10cmほど低い数字である。こうして改めて数字を見ると、その身長差に驚かされる。
では、背の高い選手だけで世界最強のチームを作ると、一体どのようなメンバーになるのだろうか?
「背が高い」と言っても、定義はいろいろある。
一般的に考えれば、日本人にとって身長185cmのクリスティアーノ・ロナウドは大柄であり、201cmのピーター・クラウチももちろんそうだ。
しかし、世界的に見ると185cmの選手は山のようにおり、逆に200cmを超える世界的プレーヤーはそこまで多くない。そこで今回は「190cm」という基準を設け、世界最強のベストイレブンを組んでみた。
選手の身長は所属クラブのHPを参照とする。しかし、ユヴェントスなどはオフシーズンのためか選手情報が一時的にすべて削除されており(それでいいのか・・・)、所属クラブに記載がない場合は、FIFAのHPを参考にする。
ユーゴスラビア代表や北欧の時と同様に、選出は編集部Sの独断と偏見である。できる限り様々なリーグやクラブからバランス良くメンバーを選び、世界で最も強いであろうドリームチームを選ぶ。
システムはダイヤモンド型の4-4-2。DFの表記は右から順にしている。
なお、今回は高身長の選手を扱っているということもあり、迷う選手がいた場合はより身長が高い方を選ぶことにしている。
GK:ティボー・クルトワ(199cm / チェルシー)

加入一年目から圧巻のパフォーマンスを発揮したチェルシーの新守護神。昨年4月の段階ですでにキャリア通算100クリーンシートを達成しており、まだ23歳というのが末恐ろしい。バイエルンGKマヌエル・ノイアーと迷ったが、199cmという圧倒的なインパクトでクルトワを選出した。お姉さんはバレーボール選手。
DF:ジェローム・ボアテング(192cm / バイエルン)
最終ラインならどこでもこなすユーティリティ性を持ち、守備能力だけでなく攻撃参加のタイミングも良い。2014-15シーズンのCL準決勝ではリオネル・メッシに“アンクルブレイク”をキメられた)が、ポテンシャルは高くペップ・グアルディオラからも評価されている。このチームでは右サイドバックでプレーしてもらい、アップダウンを頑張ってもらう。
DF:ラファエル・ヴァラヌ(191cm / レアル・マドリー)
次世代のフランスを担うクレバーなDF。無名だったRCランス時代、ジネディーヌ・ジダンに才能を見い出されレアル・マドリーへと移籍した。クリーンなディフェンスもウリで、2014W杯ではチームが敗退するまで1つもファールをもらわなかった。足も速く、アトレティコ・マドリーとのCLで見せた超速ダッシュが話題に。
DF:マッツ・フメルス(191cm / ドルトムント)
ドイツを代表する近代型のセンターバック。洞察力に長けインターセプトも果敢に狙うだけでなく、パスのセンスも一級品。長短織り交ぜたパスで攻撃を司ることから、フランツ・ベッケンバウアーと比較する声も。U-21欧州選手権で活躍した199cmのDFヤニク・ヴェステゴーアを選出したかったが・・・勇気が出ず断念。
DF:ジョルジョ・キエッリーニ(191cm / ユヴェントス)
かつて「マルディーニの再来」と呼ばれた熱血型。ユヴェントスでは3バックをコントロールする“守りの人”だが、フィオレンティーナ時代は左サイドバックとしてプレーしていた。キエッリーニにも、若い頃のようなオーバーラップを期待している。
※なお余談だが、身長190cmオーバーの世界的プレーヤーを探すとやはりどうしてもサイドのプレーヤーがおらず、本来であればバレンシア時代に果敢な攻撃参加で鳴らしたバルセロナDFジェレミ―・マテューを選出する予定だった。しかし、公式HPを見ると189cmとわずかに基準を満たしていなかったので断念。サイドの選手、本当にいません・・・。
