3位:マイク・バセット ~イングランド代表監督~(Mike Bassett: England Manager)
公開:2001年
もし「イングランド代表監督が、無名の頑固親父だったら?」という設定のモキュメンタリー(風刺的な擬似ドキュメンタリーという意味)である。
ワールドカップ予選中にイングランド代表監督が心臓発作のために倒れ、急遽新たな指揮官が必要になる。ところが誰もオファーに応える者はおらず、最終的に下部リーグのノリッジ・シティで監督を務めていた無名の監督マイク・バセットが選ばれて…。
それから始まるメディアやファンとの対立、家族が巻き込まれる騒動。当時のイングランドのサッカー文化や環境を皮肉たっぷりに描いたコメディ作品である。
2位:くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!-(The Damned United)
公開:2009年
イングランドの名将ブライアン・クラフがリーズ・ユナイテッドで過ごした激動の44日間を描いた映画だ。残念ながら日本では公開されていなかったが、現在では配信で字幕版を視聴できる。
実際にブライアン・クラフは1974年にリーズ・ユナイテッドを率いていることもあり、その歴史的な正確性については関係者から異論も出たものの、映画としての完成度は極めて高かった。
また、主演のマイケル・シーンによるクラフの憑依的な演技は圧巻である。「主人公が負けることが分かっているスポーツ映画」という異色のプロットでありながら、観る者を惹きつける力に満ちている作品だ。
