Jリーグは4日、明治安田Jリーグ百年構想リーグにおいて、対戦カードごとに最適なユニフォームカラーを選択できるよう、東洋インキ株式会社のユニフォーム配色選択ツール「Lioatlas® UFP(リオアトラス ユーエフピー)」を試験的に導入することになったと発表した。
サッカーにおいて、ユニフォームカラーの組み合わせは重要な要素。適切なユニフォームカラーの組み合わせは試合に関わるすべての人にとって、良い影響をもたらす。
一方で、水色と白など、類似した色の組み合わせの場合は、試合環境(天候や照明など)によって識別がしづらい場合も。また、日本全体で約320万人いると言われる色の区別がつきづらい色弱者の人々への配慮や、色覚の多様性に対応するカラーユニバーサルデザインの観点でも、適切な組み合わせを選択する必要がある。
各クラブとも協力の上、すべての人にとってより見やすい試合環境を構築することを目指して今回、ユニフォーム配色選択ツール「Lioatlas® UFP」を試験導入することになったという。
「Lioatlas® UFP」は、東洋インキ社が提供する誰にでもやさしい色彩を提供するカラーマネジメントコンセプトで、Jリーグ全60クラブのユニフォームのデータベースの中から、それぞれの対戦カードごとに識別がしやすいユニフォームの組み合わせを簡単に選ぶことができる。さらに、新しいユニフォームをデザインする際、識別しやすい色を提案するデザインモードも搭載している。
以下は色弱者の方の視点イメージと配色選択ツールの出力データイメージ(Jリーグ配布資料)。


今シーズンからこのツールをもとに対戦カードごとの組み合わせを設定。各クラブの確認を経て組み合わせを決定していくとのことだ。
海外サッカーでもたびたび話題になる“キットクラッシュ”を防止する上でも期待したい取り組みだ。
筆者:奥崎覚(編集部)
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