今年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を目指す侍ジャパン。
井端弘和監督は、代表メンバー30人中29人を発表したが、残り1人の『ラスト侍』が誰になるのか注目されている。
そうしたなか、『MassLive』は、MLBボストン・レッドソックスの吉田正尚は、今大会の出場許可をチームから得ていると報じた。
32歳の吉田は、敦賀気比高校、青山学院大学を経て、ドラフト1位でオリックス・バファローズに入団すると、首位打者を2度受賞するなどプロ球界屈指の巧打者として活躍。2023年のWBCではメキシコとの準決勝で値千金の3ランホームランを放って優勝に貢献すると、同年からレッドソックスでプレーしてきた。
侍ジャパンと1次ラウンドで対戦する韓国もこの話題に反応。
「吉田は2023年WBCで日本優勝に大きな力を加えた。連覇に挑む日本は、吉田の合流で完全体を築くことになる」、「ドリームチーム完成」などと韓国紙は伝えている。
ただ、近年の吉田は怪我に苦しんできた。MLB公式サイトは、1月19日にこう伝えていた(一部抜粋)。
「吉田の状況はレッドソックスにとって難題。
3年前に29歳の吉田と5年総額9000万ドル(約140億円)の契約で獲得した。守備力には疑問符がついたものの、メジャーリーグでもバッターとして通用すると見込んでいたからだ。
レッドソックスの評価が完全に間違っていたわけではない。素晴らしいとまではいかないまでも、実用的な打撃を見せてきた。
ただ、ルーキー時代のレフトの守備は散々で、それ以来、ほぼ全ての時間をDHとして過ごしている。左手親指の肉離れ(2024年)と右肩関節唇断裂(2025年)でも出場機会を奪われた。これらの健康問題も一因かもしれないが、吉田はMLBでの打撃成績で最悪となるシーズンを終えた」
これを受けて、「日本の天才打者は、今やレッドソックスの頭痛の種になっているのは明らかなようだ」と伝える韓国紙もある。
日本と韓国は3月7日に東京ドームで対戦する。
筆者:井上大輔(編集部)



