ティモ・ヴェルナー
かつての点取り屋が、また新たな挑戦へと踏み出した。RBライプツィヒの歴代最多得点記録保持者は、ドイツを離れてMLSのサンノゼ・アースクエイクスへ移籍する。
チェルシー時代にはチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの両タイトルを手にしたが、キャリアの後半戦はどこか物足りなさが残るものになっている。6年前に輝かしい評判を引っ提げてイングランドへ渡って以降、リーグ戦での平均ゴール数はわずか4である。
それでも、なぜか応援したくなるのがヴェルナーという男でもある。カリフォルニアの地で、かつての得点感覚を取り戻してほしいものだ。
チーロ・インモービレ
2019-20シーズンにメッシやロナウドを抑えて欧州ゴールデンシュー(ヨーロッパ得点王)に輝いたインモービレも、キャリアの晩年は短期間でクラブを渡り歩くジャーニーマンの様相を呈している。
トルコの名門ベシクタシュでのまずまずの1年を経て、今季ボローニャでセリエAに復帰したが、出番は限られていた。そしてこの冬、シーズン途中にフランスへと渡ることになった。行き先はパリFCだ。
欧州5大リーグのうち、彼がプレーしたことがないのはプレミアリーグのみ。ジャスティン・クライファートやステヴァン・ヨヴェティッチのような「5大リーグ全制覇」の夢を、密かに期待せずにはいられない。
カルヴィン・フィリップス

EURO 2020でイングランド代表の年間最優秀選手に選ばれたのが、遠い昔のように感じられる。
負傷に泣かされたリーズ・ユナイテッド時代、マンチェスター・シティでの「三冠」に全く貢献できなかった苦しい時間、さらにグアルディオラからの構想外宣告、悲惨な結果に終わったウェストハムへのレンタル、そして降格圏に沈むイプスウィッチでの物足りないパフォーマンス…。
今季シティに戻って半年間ベンチを温めた後、再びレンタル先が決まった。残りの時間を過ごすのは、シェフィールド・ユナイテッドだ。そこにはパトリック・バンフォード、ジェイミー・シャクルトン、レオ・イェルデといったリーズ時代の旧友たちが待っている。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)


