2021年から2025年1月まで所属したスコットランドの強豪セルティックで165試合・85ゴールを記録した古橋亨梧。
1年目は、ハムストリングの故障による離脱もありながら、シーズン20ゴールと活躍した。
当時のセルティックを率いていたのは、横浜F・マリノス時代にJリーグ優勝も経験したアンジェ・ポステコグルー監督。
そのポステコグルー監督のもとでコーチを務めたアントン・マケルホーンが、『World Football Index』で当時を振り返った。
古橋は2021年12月に行われたハイバーニアンとのカップ戦決勝で2ゴールを叩き出して、セルティックの優勝に大貢献。ただ、かなりの強行出場だったようだ。
「リーグカップ決勝に至るまで、ほぼ毎試合でハムストリングを痛める選手が1~2人出ていた。
あの決勝戦自体が決定的なものだった。古橋はハムストリングにグレード2の損傷があり、理論上は不可能だった。
アンジェからは10日で彼を復帰させられる可能性はあるかと問われた。とんでもないタスクだったけれど、決勝戦だったからね。
我々は協力して取り組んだ。トッテナムで同様のケースを担当していた私がリハビリを主導した。亨梧は復帰し、2ゴールを決めて、我々は優勝した。あの瞬間がアンジェに時間と自信を与えた」
ハムストリングのグレード2損傷は部分的な筋繊維断裂で、一般的に3〜6週間ほどかかるそう。
トッテナムでフィットネスコーチの経験があったマケルホーンは、決勝戦の10日前に行われた試合で負傷した古橋を復帰させる難題を見事にやり遂げたという。
ただ、強行出場した決勝戦で英雄になった古橋は、その直後に4か月ほど離脱を強いられている。
筆者:井上大輔(編集部)



