J1の浦和レッズは16日、2024年8月に監督職を解除したペア・マティアス・ヘグモ氏およびコーチ兼分析担当のマリオ・エドゥアルド・チャヴェス氏との間で生じていた係争について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の仲裁判断が確定したと発表した。
仲裁判断は2026年1月16日に通知され、その後、取消請求が可能な30日間の法定期間が経過したことを受け、経緯と内容を公表した。
クラブによると、両氏は2024年11月9日、契約解除の有効性や関連手続きに不服があるとして国際サッカー連盟(FIFA)へ提訴。FIFAの審理では手続き上の問題によりクラブ側が十分な反論や立証の機会を得られないまま終結し、2025年1月28日の裁定では両氏の主張を一部認める判断が示された。
これに対しクラブは、裁定内容が客観的事実や認識と異なるとして、同年3月27日にCASへ上訴していた。
今回のCASの仲裁判断は、両氏の主張をすべて退け、クラブ側の主張を全面的に認める内容。契約解除に関し、クラブに義務の不履行はなかったと明確に確認された。通知後は、両氏がスイス連邦裁判所へ取消請求を行う可能性を考慮し公表を控えていたが、最終期限の2026年2月15日を経過したため発表に至ったとしている。
クラブは、本件の争点が契約解除の有効性および手続きの妥当性にあったと説明。解除後の申し立てにより望まぬ係争が続いたとしつつも、在任中の両氏の貢献に感謝の意を示し、今後の活躍を祈念すると結んでいる。
筆者:奥崎覚(編集部)
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