元ベルギー代表のエデン・アザール氏が、引退後の穏やかな日常を明かした。
英紙『The Guardian』は15日、現役時代にチェルシーやベルギー代表で活躍し、2023年にレアル・マドリーで現役を引退した世界的ドリブラーのアザール氏のインタビューを掲載。同氏は32歳での引退から3年近く経った今を振り返り、「今はサッカー選手というよりタクシードライバーだ。でもそれでいい」と冗談めかして語っている。
現在、マドリード在住の元ベルギー代表FWは、5人の子供たちの送迎や家族との時間を優先したシンプルな生活を送っている。現役時代は常に移動続きだったが、引退後はストレスフリーで家族を楽しむ日々だという。
この家族との時間を優先したシンプルな生活を「サッカー選手というより、タクシードライバーだ」と表現し、「人生は本当に速く進む。特にサッカーではね。(人生を)楽しむべきだよ」と、競技後の充実を強調した。
キャリアを振り返る中で、アザール氏はプレミアリーグとラ・リーガの違いを明確に指摘した。
「プレミアリーグはフィジカルが強い。走り続けなきゃいけない。ラ・リーガはテクニック重視だ。マドリーでは試合をコントロールできるけど、プレミアではそんな余裕はない。90分フルスピードでいかなくちゃいけない」
ベルギー代表でのハイライトは2018年ワールドカップの3位入賞だ。「完全に幸せだった。あの数年間、ベルギーは信じられないほど強かった」と誇らしげに語り、フランスより優位だったと主張。
最高の試合としてブラジル戦を挙げ、好きなゴールはトッテナム戦での同点弾を指した。同大会ではラウンド16で日本代表に劇的な勝利を収めている。
また、レアル・マドリーでのチャンピオンズリーグ優勝を「素晴らしい感覚」と振り返り、プレミアリーグのタイトルも同等に難しいと評価した。
現在はワイン事業にも参画。チェルシー時代の元チームメイト、ウィリアン経由でイタリアのプロジェクトに参加し、自分のワインを「エレガント」と自賛している。
筆者:江島耕太郎(編集部)


