セルティックを率いるマーティン・オニール監督が、UEFAヨーロッパリーグのシュトゥットガルト戦を前に、日本代表MF旗手怜央の様子について語っていたようだ。
今季、旗手は国内リーグで苦戦を強いられており、ファンやメディアから批判される立場となっている。ただ、不思議なことにヨーロッパリーグの舞台ではチーム最高級のパフォーマンスを披露しているという点もある。
一部では「ステップアップに失敗した旗手は、すでにセルティックでやる気を失っているのではないか」という懐疑的な見方も出ているが、指揮官は本人との対話を明かし、その噂を真っ向から否定したという。
オニール監督は『The Herald』に対し、次のように語っている。
「旗手はやる気がない? いや、そんなことはないよ。ここ数ヶ月はそう見えた時期もあったかもしれないが、移籍マーケットが閉まった今は違う。彼はただ、かつてのフォルムを取り戻そうと必死なんだよ。
彼は私に『本気で取り組みたい。もう一度、腰を据えてやり直したい』と言ってきた。日本代表のメンバー入りを逃すのではないかという懸念もあるのだろう。
だが、それはセルティックで何を成し遂げるかという結果でしか得られないものだ。2年前の彼がいかに素晴らしい選手だったか、皆も知っているはずだ。彼はそのレベルに戻らなければならないんだ。そして、彼自身もそれが分かっているのだ。
彼は自身のフォームを探している状態だ。ただ、公平に見て彼は本当によくやっているよ。練習が終わっても、誰よりも最後までピッチに残ってトレーニングに励んでいる。
以前の自分を知っているからこそ、今の状況にフラストレーションを感じているのだろう。なぜ上手くいかないのか、その理由を彼自身が突き止めなければならない。
私自身、彼がかつて見せていた輝かしいプレーと、今のプレーを完全に見比べることができたわけではない。周囲のスタッフからも話は聞いているが、私自身がもっと深く理解する必要があるだろう。彼は今、シーズン終了まで全力を尽くすことを誓っている。それが彼の望みだ」
近頃の旗手は「セルティックから離れたがっている」と揶揄されることもあり、パフォーマンスもその影響を感じさせる場面があった。しかしながら、マーティン・オニール監督は現在の彼にはそのような雰囲気は一切ないと話しており、練習の態度も非常に熱心であるという。
筆者:石井彰(編集部)


