なでしこジャパンは、近く開幕するAFC女子アジアカップで2大会ぶりの覇権奪還を目指す。
今大会は2027年ワールドカップのアジア予選も兼ねた重要な大会であり、なでしこは多くの海外組を招集している。
ただ、欧州は現在シーズン真っただ中であり、主力選手の離脱は所属チームにとって痛手になる。
なでしこのキャプテンである29歳の長谷川唯は、マンチェスター・シティで活躍中。現地で『魔法使い』と評されるなど、中盤で絶大な存在感を放っている。
シティは現在リーグ首位に立っているが、代表活動のために離脱する長谷川の不在を補うための補強を行った。
『BBC』は、女子アジアカップがイングランド女子トップリーグのWSLに与える影響についてこう伝えている。
「アジアカップにはWSLから28人が参加するが、全員がオーストラリア(12人)か日本(16人)のどちらかでプレーする。
オーストラリアと日本の強さを考えると、それぞれの選手たちはシーズンの重要な時期に所属クラブでプレーできない可能性が高い。
一部のクラブは、この問題に対処するために積極的に対策を講じている。
例えば、シティは長谷川が不在となる中盤を補うため、1月にアメリカのスター選手であるサム・コフィーを補強した。
かつてシティでもプレーした元スコットランド女子代表ジェン・ビーティーはこう語る。
『間違いなく厳しい。移動はかなり過酷で、戻ってくる選手たちは再調整に数日かかるはず。
とはいえ、それもサッカーの一部。これらの選手を獲得するクラブは、招集された時に彼女たちがいなくなることを分かっていて、プランを立てている』」
なでしこは、3月4日のチャイニーズ・タイペイ、7日にインド、10日にベトナムと対戦。
決勝に勝ち進んだ場合は21日まで戦うことになる。
筆者:井上大輔(編集部)



