かつてドイツ代表として活躍したミヒャエル・バラック。
現役時代は強豪バイエルン・ミュンヘンやチェルシーなどでプレー、MFながら卓越した得点力を持ち、ドイツ年間最優秀選手に3度も選ばれた世界的スターだ。
この年末年始には現在のパートナーや息子たちとともに家族で日本を訪れていた。
そうしたなか、49歳になったバラックが息子の死について初めて語った。
2021年、18歳だったエミリオさんがバイク事故で死亡。
『Sky』のインタビューで、息子の死にどう対処したのかと聞かれたバラックは、涙ながらにこう語ったという。
「難しい…。想像もつかないだろうし、言葉で表現することさえできないから難しい。人それぞれ対処の仕方は違う。
私は彼のことをほとんど、いや、全く話せない。話したい気持ちはあるが、感情的に押しつぶされてしまうからね。
仕事、家族、彼の兄弟たちなど、日々の生活の中で、自分を奮い立たせてくれる多くのことを通して、何とか乗り越えようとしている。
これまでできる限りのことをしてきた。なんとかやってきたし、そのことには感謝している」
バラックと元妻の間には別の息子が2人いる。バラックは彼らにできる限り寄り添いたいとしつつ、もう前とは同じではないとも語った。
そして、大切な息子を失ったことで人生観が変わったという。
「命は尊い、人生は貴重。私たちが送る人生は、まさに恵まれたもの。幸運と不運もまた、大きな役割を果たす。それが運命だ。もちろん、それに立ち向かいたい。この課題と人生は続いていくという事実が私に再び力を与えてくれる」とも述べていたそう。
筆者:井上大輔(編集部)



