なでしこジャパンは21日に行われたオーストラリアとのAFC女子アジアカップ決勝に1-0で勝利し、2大会ぶりの優勝を遂げた。
2027年女子ワールドカップのアジア予選も兼ねた今大会でなでしこは強さを発揮。
決勝までの5試合では28得点・1失点と驚異的なスタッツを叩き出していたが、強豪オーストラリア戦は違う展開となった。
浜野まいかのスーパーゴールで先制したものの、 74,397人が詰めかけた地元の大声援を受けた開催国相手に押し込まれる時間が続いた。
実際、ボール保持率もシュート数もオーストラリアが上回ったが、なでしこは最後まで耐えきった。
『Fox』によれば、オーストラリアのジョー・モンテムロ監督は、両チームの差についてこう語っていたそう。
「前半に素晴らしいゴールで得点を奪われたが、こちらは得点できなかった。前半はラストパスが必要だったが、後半にはそれができていた。
相手は世界トップクラスのチーム。そのパフォーマンスを称賛すべき。我々の夜ではなかった」
また、エースのメアリー・ファウラーは「この試合でこれ以上できることは何もなかった。別の日だったら、シュートのうち1本は入っていたはず。選手たちの努力とパフォーマンスを誇りに思う。今夜はポジティブなものもたくさんあったので、複雑な気持ち」と吐露していた。
一方、チャンスを逃すシーンがあった31歳のケイトリン・フォードは「自分の責任は大きい。大チャンスが3回もあったので、もっとうまくやらなければいけなかった。だから、心が痛い。チームとして日本相手にこれまでで最高のプレーをしたと思う。今夜のようにあれだけ圧倒的に優勢だった試合は滅多にない。ただ、最後の詰めが足りなかった」と涙ながらに語っていた。
オーストラリアは2010年に女子アジアカップで初優勝を遂げたが、2014年と2018年、そして、今大会では決勝戦でいずれも日本に敗れている。
筆者:井上大輔(編集部)



