藤田譲瑠チマ、安藤智哉、原大智の日本人3選手が所属するドイツ1部ザンクト・パウリ。
昨夏にシント=トロイデンから移籍金350万ユーロ(約6.4億円)で加入した24歳の日本代表MF藤田はここまで公式戦30試合に出場している。藤田は、パリオリンピックにも出場した技巧派MFで、新天地でも地位を確立した。
ただ、『Bild』によれば、1-2で敗れた22日のフライブルク戦で、藤田はキャプテンであるジャクソン・アーバインから激怒されるシーンがあったという。
ザンクト・パウリは前半に先制したものの、後半21分に同点ゴールを許してしまった。その直後、アーバインが藤田に猛然と詰め寄る姿が試合中継にも映っていた。
アレクサンダー・ブレッシン監督は、藤田が怒られた理由についてこう説明していた。
「ハーフタイムの時点でまさにその問題を指摘していた。
『10番』の選手がボールから離れたスペースをカバーできていなかった状況を見せた。
あれが決定的なパスだった。もし彼があそこに動いていればね…。
彼は素晴らしいプレーをしていたし、何度もボールを奪い返した。そして、その後にあのぎこちない動きがあった。
まさにその状況に対応しようとしていただけに腹立たしい。あの場面では致命的だった」
藤田は2シャドーの一角としてプレーしたが、前半時点で問題を指摘されていたカバーリングにいかなかったことで、失点につながってしまい、それを叱責されていたようだ。
現在、ザンクト・パウリは18チーム中16位。このままの順位なら昇降格プレーオフ行き、17位と18位になれば2部降格となる。ただ、残留圏内15位ケルンとの勝点差は2ポイント。
筆者:井上大輔(編集部)



