J1のV・ファーレン長崎は1日、経営基盤の強化とクラブのさらなる成長を目的に、新たな取締役として森田昌泰氏が同日付で就任したと発表した。
森田氏は1974年千葉県生まれ。1997年に電通へ入社後、約20年にわたり国内外でキャリアを積んできた。2006年にはニューヨーク大学で学び、2008年には動画配信事業を手がけるPresentCast(現TVer)に出向しCOOを務めるなど、メディア領域での実務経験を獲得。その後電通へ復帰し、2017年には国際スポーツ局でアジア業務を統括するゼネラルマネージャーに就任した。
さらに2021年以降はグローバルでのスポーツビジネスに深く関わり、Dentsu Sports AsiaのCEOをはじめ、ベトナム、アメリカ、ヨーロッパの各拠点で代表職を兼務。スポーツマーケティングや事業開発、国際展開における豊富な知見を蓄積してきた点が特徴であり、今回の人事はこうした国際経験をクラブ経営に取り込む狙いがあるとみられる。
以下は、2026年に電通を退社し、新たなフィールドとして長崎を選んだ森田氏のコメント。
「皆さま、はじめまして。この度、V・ファーレン長崎の取締役を拝命いたしました、森田昌泰と申します。
これまでクラブに関わる全ての皆さまが成し遂げられてきたことへのリスペクトを胸に、圧倒的なスピードとスケールで成長を続ける素晴らしいクラブに、過日、合流をさせていただきました。歴史ある港町、そして平和都市・長崎から、クラブが目指す新たな地平へ。微力ながら、私自身がこれまで培ってきた全てを各ステークホルダーの皆さまと共有をさせていただきながら、日々の業務執行に邁進する所存です。どうぞ、よろしくお願いいたします」
今回の就任により、V・ファーレン長崎は地域密着型の運営に加え、より広域・国際的な視点での価値創出やブランド強化を進めることが期待される。
特に森田氏が電通で培った約20年に及ぶ広告・メディア・スポーツビジネスの知見は、スポンサーシップの拡大やコンテンツ戦略、海外市場への発信など、多方面でのシナジー創出につながる可能性が高そうだ。
筆者:奥崎覚(編集部)
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