日本サッカー協会(JFA)は6日、なでしこジャパン(日本女子代表)のリア・ブレイニーコーチが、契約満了に伴い退任することになったと発表した。

39歳のブレイニー氏は、なでしこジャパン初の外国人指揮官となったニルス・ニールセン監督をサポートするためアシスタントコーチに就任。1年3ヵ月にわたりチームを支えてきた。

現役時代はオーストラリア女子代表としてプレーし、引退後もU-20オーストラリア女子代表監督やオーストラリア女子代表のアシスタントコーチなどを歴任。オーストラリア女子サッカーの底上げを担ってきた人物の一人だ。

そうした経歴もあり、先日、日本が優勝した女子アジアカップにおいては、開催国オーストラリアでその存在が改めてフォーカスされた。

大会後、『Football Australia』はリア・ブレイニー氏を特集。ブレイニー氏は、日本のメンタリティやチームとしてのアイデンティティ、そして大会に向けてそれがどのように進化したかについて以下の語っている。

「日本はこれまでも、非常にリスペクトを重んじ、高いサッカーIQと優れた技術力を持つという独自のスタイルを築いてきましたが、今大会ではより一層の“勝負強さ(冷酷さ)”が見られたと思います。

相手の世界ランキングに関係なく、すべての試合に最大限の敬意とベストを尽くす姿勢で臨みました。それが、どの試合でも得点という結果につながった要因です。

また、決勝が示したように、私たちは守備面でも非常に安定したチームであり、それは大きな前進です。

ボールを持った時の質が高いことは分かっていますが、ベストな状態でなくても試合を締めくくる力を身につけたことは、大きな成長と学びです。

今大会を通じて、そうした粘り強さを加えることができたと思います。思い通りにいかない状況でも、守備で耐えて結果を引き寄せることができる。それこそが世界トップレベルのチームに共通する特徴です」

今大会ではなでしこジャパンらしいスタイルを貫きつつ、世界的強豪に共通する“粘り強さ”も発揮していたとのこと。

狩野倫久コーチとともに練習をコーディネートするなど、ニールセン体制のなでしこジャパンで大きな役割を果たしたブレイニー氏。残念ながらニールセン監督の退任もありチームを離れることになったが、彼女が今後どのようなキャリアを歩んでいくのか注目される。

筆者:奥崎覚(編集部)

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