今年2月にメキシコへ活躍の場を移した又吉克樹投手だったが、わずか2カ月でその冒険は終わりを告げた。
メキシコリーグのレオネス・デ・ユカタンから解雇されたことが7日、本人のインスタグラムの投稿で明らかになった。
沖縄県出身の又吉は、環太平洋大から独立リーグ・香川オリーブガイナーズを経て、2013年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーの2014年からリリーフとして活躍し、67試合に登板して防御率2.21をマークした。
以降も中日で中継ぎの柱として5年連続50試合以上登板を記録するなど、鉄腕ぶりを発揮。2021年オフにFA権を行使して福岡ソフトバンクホークスに移籍し、通算503試合登板、47勝32敗173ホールド11セーブ、防御率2.84という実績を残した。
昨季は一軍登板がなく戦力外通告を受けたが、現役続行を希望して今年2月にメキシコ球団と契約。異国の地で新たな挑戦を始めていた。
本人は自身のインスタグラムのアカウントを更新し、次のように報告した。
「報告。今日チームからリリース(解雇)される事を伝えられました。 投手が30人近くおり、その中から選ぶ中で構想から外れてしまいました。 試合でも結果を残していたので自分でもいけると思っていたのですが、チームの判断は残念な結果になりました。 メキシコで開幕ロースターに入ってシーズンを戦うのが目標でしたが悔しい結果になってしまいました。
しかしメキシコに挑戦したこと、受け入れてくれたユカタンライオンズには感謝しかありません! そしてここで学んだ1ヶ月は何よりも濃い時間と経験になりました!」
同選手はさらに「1ヶ月しか入れなかったのか、1ヶ月も入れたのか複雑な気持ちですが、滞在の関係もあり一度日本に戻り色々と考えたいと思います!」とつづり、サポートしてくれた人々への感謝と今後の報告を約束した。
メキシコでの短い挑戦は悔しい結果に終わったが、NPBでの長年の経験を糧に、次なる一歩を踏み出す又吉投手の動向に注目が集まる。
筆者:江島耕太郎(編集部)
