今や世界屈指のウインガーとして君臨するウスマヌ・デンベレが、かつて怪我に苦しんでいた頃の食生活を明かした。
デンベレはスタッド・レンヌで若くしてデビューし、10代の天才ドリブラーとして高く評価され、すぐにボルシア・ドルトムントへと移籍。さらにまもなくバルセロナへと引き抜かれ、世界最高の舞台へと進出した。
その異次元の才能は誰もが認めるところだったが、一方で相次ぐ怪我に悩まされ続け、2022年夏にパリ・サンジェルマンへと去るまで数多くの試合を欠場。メディアでも「プロ意識を欠いている」と評価され、ファンからも大きな批判を浴びていた。
ただ、2019年から属シェフのアンソニー・オーデボー氏を雇い、新鮮な野菜や赤身のタンパク質を中心とした厳格な食事管理をスタートさせ、ファストフードや加工食品を避けるようになるなど、長い時間をかけて肉体の改造に成功したという。
「プロになってわずか1年半でバルセロナに来た。当時はジムにもあまり行かず、ただエネルギーと才能だけでピッチに飛び出していたんだ。
だけど、何度も怪我を繰り返すうちに気づいた。トップレベルのサッカーは才能だけじゃ通用しない。体をケアし、しっかり食べ、しっかり眠らなければならないんだ。
ただ、ハンバーガーとピザだけは今でも試合後には食べているよ。常にではないけれど、特に試合の後にはね。
実は、ほとんどの選手が試合後にはハンバーガーやピザを食べているんだ。チョコはあまり食べないから大丈夫。でも、ハンバーガーとピザ、これだけはやめられないね」
実際、フランス代表の合宿中、ディディエ・デシャン監督がスピーチを行っている最中にピザを頬張るデンベレの姿がカメラに捉えられたこともある。
そのようなバランスが功を奏したのか、彼は2025年にチャンピオンズリーグを制覇し、バロンドールを受賞するという最高の栄誉を勝ち取ることになった。
筆者:石井彰(編集部)
