かつて内田篤人氏、原口元気、遠藤渓太がプレーしたドイツのウニオン・ベルリン。
ブンデスリーガで11位と低迷するチームは、先日監督交代を決断した。
ユースチームの監督から昇格する形で暫定指揮官に指名されたのは、34歳のマリー=ルイーズ・エタ。欧州トップリーグにおいて、男子チームを女性監督が指揮するのは史上初になる。
そうしたなか、日本代表DF伊藤洋輝が所属するドイツ最強クラブであるバイエルン・ミュンヘンを指揮するヴァンサン・コンパニ監督がこの件について言及した。
『Bild』などによれば、40歳の若手指揮官はこう語っていたという。
「本当に嬉しい。こういう重要な瞬間は好きだ。彼女を他の監督と何も変わらないと軽視するのは簡単だが、これは本当に重要なこと。彼女の成功を心から願っている。
これは非常に特別なこと。なぜなら、サッカーをしている若い女性たちが、『私も監督になれる。テレビで見るようなキャリアを実現できる』と感じられるようになるからね。
もちろん、我々は彼女を同僚として扱わなければならない。彼女が男と同じように扱われないことを願う唯一の事柄は、皆が彼女に寛容であるべきということ。
監督という仕事はハイレベルなリーダーシップが求められる。ただ、彼女がサッカー界の他の男性たちと同じように扱われないことを心から願っている」
結果が出なければ、すぐに責任に問われるのが監督という仕事だが、周囲には寛容な姿勢で彼女に接してほしいと願っているようだ。
エタ新監督は、18日の初陣で塩貝健人が所属する17位ヴォルフスブルクと対戦する。
筆者:井上大輔(編集部)



