プレミアリーグ残留争いの渦中にあるリーズ・ユナイテッドで、日本代表MF田中碧の存在感が再び高まっている。
先日の試合でマンチェスター・ユナイテッドと対戦したリーズは見事な勝利を収めており、その中で田中碧は攻撃のリズムを作り出し、多くのチャンスに絡むことに成功した。
『Football Insider』によれば、田中碧は今夏にリーズを離れる可能性があり、プレミアリーグ昇格が間近に迫っているコヴェントリー・シティが獲得に動く構えだという。
日本代表MF坂元達裕が所属している同クラブは、今季圧倒的なパフォーマンスを見せており、来週にも昇格が決まる可能性がある。そして指揮官のフランク・ランパードのもと、新たな補強として田中をターゲットに据えていると報じられている。
今季のリーズにおいて、田中碧は順風満帆ではなかった。昨季チャンピオンシップで中心選手として活躍したにもかかわらず、今季はアントン・シュタッハやショーン・ロングスタッフといった新戦力の台頭により、スタメンの座を失う時間が続いた。
それでも田中は中盤戦以降、自らのパフォーマンスで状況を打開した。FAカップでの出場機会を活かし、ウェストハム戦などで存在感を示すと、再びリーグ戦のピッチへと戻ってきた。そして先日のマンチェスター・ユナイテッド戦でも、その期待に完璧に応えてみせた。
ただリーズ側もこの状況を静観するつもりはないという。クラブは田中の慰留に向けて新契約の提示を準備しており、土壇場での引き留めに動くとみられている。
ただし、最終的な判断を左右するのは「継続的な出場機会があるかどうか」になるとも。今後もスタメンとして起用され続けるのであれば残留の可能性は高まるものの、再びベンチに戻るような状況になれば移籍への決断が現実味を帯びてくると考えられている。
筆者:石井彰(編集部)
