「一般的にはない。大腿部など周囲の筋肉がより強ければ、怪我は少なくなると言われている。しかし、これは明らかに数学的な理論ではない。

ではなぜ、誰よりもそれらの筋肉が発達しているスキーヤーが、数え切れないほどの十字靭帯断裂に苦しみ続けるのか。

発生論上とも言える予防法があり、米国では女子大学生レベルで効果があった。

過去数年間、我々は女性アスリートたちに多くの時間を費やし、ジャンプから着地するときに片足をニュートラルな位置に揃えるように指導してきた。

その理由は、一般的に女性は腰が広いため、足を内側に向ける傾向があり、前十字靭帯がより大きなリスクにさらされるためだ。

そのため、女性アスリートは男性よりも前十字靭帯断裂の確率が高かった。

しかし、適切な着地の仕方を教えると、少なくとも学校や大学レベルでは、前十字靭帯断裂率は男子と同程度になった」

また、博士は、アメリカンフットボールでは接触を制限するルール変更を行ったことで、靱帯断裂を負うケースが減少したとも説明。

そのうえで、サッカーのルールを変更することは「不可能だ。サッカーの素晴らしさは、足の間にボールを置いた時のスピードと工夫の力にある。以前、専門家たちもサーフェスの分析に多くの時間を費やしたことを覚えている。人工芝よりも天然芝のほうが関節にいいのか、それともその逆なのか。しかし、この点でも合意には至らなかった」との見解を示していたそう。

筆者:井上大輔(編集部)

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