2015年から2018年途中まで日本代表監督を務めたヴァヒド・ハリルホジッチ。
今年3月、降格危機に瀕する古巣ナントを救うべく、4年ぶりに監督業への電撃復帰を果たした。
だが、就任後の6試合も、3分3敗と低迷が続いている。
19日のブレスト戦でナント選手が一発退場を宣告された後、ハリルホジッチ監督は審判への暴言で退席処分を言い渡された。
ハリルホジッチ監督は「10年間の出場停止処分を受けても構わない。もうサッカーは終わり。もし侮辱があったというなら、私を50年間の出場停止処分にすべきだ」と言い放ち、5か月の出場停止処分が科される可能性があったが、その後、4試合のベンチ入り禁止処分が決まった(ナント選手へのレッドカードは誤審だったとして撤回された)。
指揮官不在となったナントは、26日のレンヌ戦も1-1の引き分けに終わった。
現在、ナントは18チーム中17位と降格圏に沈んでおり、残り3試合で16位との勝点差は5。
『L'Équipe』は「事実上降格が決定したナントのハリルホジッチ監督は、落胆した様子だった」として、その言葉を伝えている。
「本当に腹立たしいし、失望している。選手たちは試合でやるべきことをやった。チャンスも作ったし、勇敢に戦った。
だが、あれだけチャンスがあっても得点できないなら、こうなることもある。悲しい、悲しい、悲しい、悲しい。
(選手たちに)何も言わなかったのは今回が初めてだ。何を言えばいい?みんな打ちひしがれていたし、悲しんでいる。おそらく明日の朝には話をするつもりだが、今夜は無理だ。
彼らを責めることができるか?特にフィニッシュの面で、限界を露呈した。あれだけのチャンスがあったが…。
希望を繋ぐためには、勝たなければならない。だが、勝てていないのが現実だ。勝てば、もちろん希望はある。奇跡は滅多に起こらない、非常に稀なことだ。
いまの我々はどの試合でもうまくいかない。いくらでも言い訳はできるだろうが、ひどい結果だ」
ハリルホジッチ監督はトゥールーズとの最終戦でベンチに復帰するが、それまでに2部降格が決まっている可能性もある。
筆者:井上大輔(編集部)



