FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、2026年にアメリカ、カナダ、メキシコで開催されるワールドカップにおいて、イラン代表が予定通り出場することを改めて明言した。これにより、イタリア代表が繰り上げで出場する可能性は事実上否定された形になる。
現在、イランはアメリカおよびイスラエルとの間で緊張状態にあるため、今夏の大会に参加できるのか、あるいは参加すべきなのかについて、多方面から疑問の声が上がっていた。
そして、そのイランがもし出場できない状況になれば、ヨーロッパ予選プレーオフで敗退したイタリア代表が代わりに参加するのではないか…と伝えられていた。
それはドナルド・トランプ大統領率いるアメリカ政府の特使を務めるイタリア系アメリカ人のパオロ・ザンポッリ氏が、イランの代わりにイタリアを参加させるべきだという提言を行ったと明かしていたからだ。
そのような状況であったが、『L'Equipe』などのメディアによれば、バンクーバーで開催されたFIFA総会においてジャンニ・インファンティーノ会長が以下のように公式な声明を出したという。
「もちろん、イランはアメリカでプレーする。理由は単純だ。我々は団結しなければならないからだ。人々を結びつけることこそが我々の使命だ」
2026年ワールドカップは6月11日に開幕。イランは6月15日と21日にロサンゼルスでニュージーランド、ベルギーと対戦し、26日にはシアトルでエジプトとの対戦を予定している。
筆者:石井彰(編集部)
