『Insidethegames』によれば、世界陸上競技連盟のセバスティアン・コー会長もIOCの決定を支持したという。
「私が世界陸連に入ったのは人気投票のためではなく、自分が正しいと思うことを実行するためだ。
これはオリンピック運動にとって非常に重要な進展であり、歓迎する。
カースティが会長就任からわずか数ヶ月で、女子競技を守るために尽力してくれたことを大変嬉しく思う。
これをしなければ、女子スポーツは成り立たない。
誰よりもカースティが女子スポーツを守ろうとしているのだから、世界陸連としてその姿勢を100%支持する。これは我々が何年も前から示してきた立場だ」
IOCは1968年から1996年まで女子競技の出場資格判定に染色体性別検査を用いていたが、一部からの反発を受けて1999年に廃止。それをSRY遺伝子検査で復活させた形になる。
ただ、フランスのスポーツ大臣は、今回のIOCの決定は「後退」と反発。
また、SRY遺伝子を特定・発見したアンドリュー・シンクレア博士は、生物学的性別を染色体だけで定義するのは「過度に単純化しすぎ」と主張している。
筆者:井上大輔(編集部)



