「関係者によると、その人物は練習場へと続く丘の頂上に立っていた。そこからはピッチ全体を見渡すことができ、まさにうってつけの場所だった。
この不審人物はイヤホンを装着したまま、携帯電話を練習風景に向けていたとされている。
ミドルズブラのスタッフは、彼がビデオ通話で練習の様子をライブ配信していた可能性があると考えている。
その後に起こったことは、巧妙なスパイ活動というよりは、まるでコメディの寸劇のようだった。
ミドルズブラのスタッフが声をかけたが、その人物は身元を明かさず。携帯電話からいくつかのコンテンツを素早く削除すると、ゴルフ場へと走り去った。彼はトイレに駆け込み、着替えて、慌ててその場を立ち去った。
ミドルズブラのカメラマンが写真を撮影し、サウサンプトンのウェブサイトに掲載されていたプロフィールと照合したとされる。そしてもちろん、この人物は監視カメラの映像に何度も映っていた。
ミドルズブラのスタッフは激怒し、すぐにEFLに報告した」
2019年にリーズのスパイ行為が発覚した際には20万ポンド(約4271万円)の罰金が科された。
スパイ行為が立証された場合にサウサンプトンが科される懲戒処分がどのようなものになるのかは現時点で不明。ただ、昇格プレーオフから除外される可能性は示唆されていないようだ。
なお、サウサンプトンは吉田麻也、南野拓実、李忠成氏らも所属したクラブ。
筆者:井上大輔(編集部)



