
悲願のタイトル獲得まで残り1勝に迫っていたガンバ大阪は、クリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルとの決勝戦に1-0で勝利。ガンバ大阪サポーターだけでなく、すべてのサッカーファンから称賛の声が相次いだ。
その優勝決定の翌日、パナソニックスタジアム吹田で開催された優勝報告会には、6,000人以上のファンが足を運んだ。

セレモニーの始まりはヴィッシング監督のコメントから。「この長い旅の中で、ようやく大阪に優勝カップを持って帰ってくることができました」と話すと、会場から大きな拍手が送られた。


また、キャプテンとしてチームを引っ張ったDFの中谷進之介。「ACL2は移動がかなり大変で、裏方のスタッフさんが本当に頑張ってくれました。みなさん、拍手をいただけないでしょうか」と話し、関わるすべての人への感謝を忘れなかった。
そして「これから強いガンバを取り戻せるよう、この優勝を機に昔のガンバを取り戻せるように頑張りたいと思いますので、今日はいっぱい飲ませてください」と挨拶を締めくくった。
パナソニックスタジアム吹田の看板には、ガンバ大阪がこれまでに獲得したタイトルが並べられている。まだこの時点では、一つだけ布がかけられていた。

MCの合図とともに布が取り払われ、勝ち取った「10個目の星」のお披露目。また一つ、新たな歴史が刻まれた瞬間だった。

その後は宇佐美貴史や東口順昭、荒木琉偉など各選手が質問に答え、会場に集まったサポーターを沸かせた。


最後は場内を一周。

ただ、これで終わりではなく、その後に歓喜のビールかけを実施。数多く用意されていたビール瓶の中身は、ガンバ大阪に関わるすべての人の雄叫び、歓喜の声とともになくなっていった。


一生の思い出になるんじゃないか

ビールかけの終了後には、GKとして大活躍を見せた荒木琉偉に話を聞くことができた。その内容を一問一答形式で紹介する。
ーー優勝に貢献するプレーを見せましたが、改めて振り返っていかがですか?
相手もすごい強力なチームで耐える時間が長かったんですけど、ディフェンスラインを中心にみなさんが頑張ってくれたんで、マジでよかったです。
ーーたくさんのサポーターの方がお祝いに駆けつけました。雰囲気はいかがでしたか?
みなさんのガンバ愛がすごいなと感じました。ただ、僕は年齢の都合上ビールかけに参加できなくて、自分も参加して盛り上がりたかったですね。また今後もタイトルを取っていきたいです。
ーー今後もタイトルを取っていきたい気持ちは強くなりましたか?
毎年タイトルを狙えるクラブだと思います。来年はEliteを制覇したいですね。
ーー決勝戦を振り返って、印象に残っていることを教えてください。
相手の前線の選手が知名度の高い選手ばかりで、シンプルに楽しかったです。
ーー決勝戦では緊張しましたか?
緊張感はありましたが、ベンチメンバーの方が声がけをしてくださって、落ち着いて臨めた感覚がありました。
ーー今回の優勝は、今後のキャリアにおいてどういった意味を持ちますか?
プロになってから初めてタイトルを獲得できて、一生の思い出になるんじゃないかなと思います。シンプルにタイトルを獲れたのは嬉しいです。
ーー今後高めていきたい部分はありますか?
まだまだ課題がいっぱいあるので、もっと上を目指して頑張りたいです。
シュート本数では劣勢だったものの、堅守で勝利を手繰り寄せたガンバ大阪。その一員として荒木が果たした役割は大きいものがあった。初のタイトル獲得を自信にして、今後もさらなる活躍を続けていくはずだ。
取材・執筆:西本友
