イングランド・プレミアリーグ昇格をかけた最後の枠を争うプレーオフの決勝が23日に行われる。
そうしたなか、英2部~4部を統括するEFLは、19日に声明を発表。
プレーオフ決勝に進出したサウサンプトンが、他クラブの練習を無許可で撮影する規則違反が複数件あったことを認めたとして、プレーオフから除外した。
23歳の松木玖生が所属するサウサンプトンは、レギュラーシーズンで4位になると、プレーオフ準決勝でミドルズブラを2試合合計2-1で下していた。
だが、ミドルズブラは、サウサンプトンにスパイ行為があったと告発。
その後、サウサンプトンは、2025年12月のオックスフォード戦、2026年4月のイプスウィッチ戦、そして、ミドルズブラ戦について、試合前72時間以内に他クラブの練習を視察することを禁じた規定に違反していたことを認めたという。
その結果、サウサンプトンはプレーオフから除外になり、代替としてミドルズブラがハル・シティとのプレーオフ決勝を戦うことになった。
サウサンプトンは、来シーズンのリーグ戦において、勝点4が剥奪される処分も科された。
ただ、サウサンプトン側には不服申し立ての権利があり、土曜日の試合開催が変更される可能性もある。
『BBC』によれば、サウサンプトンがミドルズブラの練習をのぞき見したとされるのは5月7日。
ミドルズブラの練習場は、オーナーが保有するホテルやゴルフリゾートなどの一般開放された複合施設の一角にあり、外界から遮断されていない。
サウサンプトンのスパイとされるアナリストインターンがゴルフ場に車を停め、そこから高台へと続く道を歩いていったという。当該人物はイヤホンを装着し、トレーニング場に向けて携帯電話を構えていた。
ミドルズブラのスタッフが声をかけたが、その人物は身元を明かさず、携帯電話からコンテンツを素早く削除し、ゴルフ場へ逃走。トイレに駆け込むと、着替えたうえで、その場を立ち去った。
ミドルズブラのカメラマンが撮影した当該人物の写真も公開されている。
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x.com『Telegraph』によれば、サウサンプトンのトンダ・エッカート監督は、スパイ行為は自分の責任だと認めつつ、ヨーロッパでは広く行われているため、リーグの規定に違反するとは知らなかったと主張しているという。
エッカート監督は、33歳のドイツ人。昨年12月にU-21監督から昇格する形でサウサンプトンのトップチームの指揮官に就任していた。
筆者:井上大輔(編集部)



