日本代表は31日、「キリンチャレンジカップ2026 ひとつになるから強くなる。」でアイスランドと対戦し、1-0で勝利した。
ワールドカップに向けた壮行試合となった一戦。日本代表の森保一監督は、5月27日にUEFAカンファレンスリーグ決勝を戦った鎌田大地に代わり、この試合だけのために招集した吉田麻也をキャプテンとして先発で起用した。
スタメンはGKが鈴木彩艶、DFは右から冨安健洋、吉田、板倉滉と並び、中盤の底に遠藤航と田中碧。ウィングバックは右に堂安律、左に中村敬斗が入り、シャドーに久保建英と伊東純也、1トップは上田綺世が務めた。
試合は、森保監督が予告していた通り前半早々の14分に吉田が伊藤洋輝と交代。アイスランドの選手たちも交えて花道を作って送り出し、37歳の前主将は最後、一礼をしてピッチを後にした。
アイスランドは5-4-1のシステムでしっかりボールを握れるスタイル。主力メンバーをやや欠いてはいるものの、欧州予選で積み上げてきた練度の高いサッカーで日本にペースを握らせず、31分にはポストに当たる惜しいミドルを放った。
日本は本番前の大事な時期ということもあってか持ち前の強度が影を潜め、伊東の左シャドーなど噛み合っていない部分もありなかなか効果的な前進ができず。前半は最前線の上田に良い形でボールを入ることもなかった。
後半から日本は遠藤、上田、伊東、堂安に代えて瀬古歩夢、小川航基、長友佑都、菅原由勢を投入。中村がシャドーに移り、長友が左のウィングバックへ入った。
前半に比べて前への圧力を強めた日本は、さらに75分、中村、田中、板倉に代えて塩貝健人、後藤啓介、渡辺剛を入れ、2トップ2シャドーの攻撃的な布陣に。
その後も谷口彰悟、早川友基、佐野海舟を入れ、先発11人全員を入れ替えた日本は、87分、菅原のクロスを小川が頭で流し込み、待望の先制弾。上田と先発の座を争う28歳のストライカーにとってはW杯前に大きなアピールとなった。
結局これが決勝点。森保監督率いるチームが国立競技場に62,212人が詰めかけたW杯前ラストマッチで勝利を収めることに成功している。
このあと、直前合宿を行うメキシコへ向かう日本代表。注目のワールドカップ初戦は、現地時間6月14日(日)、強豪オランダと対戦する。
筆者:奥崎覚(編集部)
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