「4月には、電解質飲料ブランドが、フランス代表キリアン・エムバペをブランドアンバサダーに起用。

さらにその前には、ラッキンコーヒーがクリスティアーノ・ロナウドと契約し、メッシと契約したライバル社コッティコーヒーとの間で『メッシvsロナウド』のマーケティング合戦を繰り広げた。

中国ブランドと世界的サッカースターとの契約は、明確なビジネスロジックに支えられている。

ハーランド、エムバペ、ロナウドといったトップスターは世界中に数億人のファンを抱えており、ブランドが地理的・文化的障壁を迅速に乗り越えるのに役立つ。

王老吉などの中国ブランドにとって、有名スターの起用は海外市場への『近道』であり、国際的なブランド認知度を迅速に確立し、ローカライズマーケティングの長いサイクルを回避できる。

また、若者向けへの変革と新世代消費者の心をつかむことにもなる。

サッカーは世界中の若者の間で最も人気のあるスポーツの一つ。ハーランドやエムバペのようなトップクラス選手と契約することで、若い消費者とのギャップを素早く埋め、時代遅れとのブランドイメージを払拭できる。

王老吉はハーランドを起用し、トレンディでヘルシーなイメージに刷新し、ラッキンコーヒーはロナウドとの提携で若々しくファッショナブルなイメージを強化した。どちらも若年層の市場獲得を目指した戦略だ」

近年、中国サッカーは低迷しており、2002年以降ワールドカップの舞台から遠ざかっているが、中国ブランドがこのタイミングでハーランドと契約したのは、世界進出を狙ったもののようだ。

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「WALOVI」が公開したメイキング映像では、ハーランドが恋人のイザベルさんとともに撮影に臨む様子も確認できる。

ただ、ハーランドとイザベルさんは、最近破局したという一部報道もあり、その場合は共演CMはお蔵入りになるかもしれない。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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