アシックスジャパンは、北中米W杯に出場するサッカー⽇本代表・冨安健洋選⼿の怪我からの復帰と、世界の舞台へ挑む姿を⽇本中の熱狂で後押しするSNS応援キャンペーンの始動を記念し、「#トミと新たな景⾊を」応援キャンペーンの発表会を都内で開催した。
会見には特別アンバサダーとして、現役時代に冨安選⼿と同じセンターバックのポジションで活躍した元サッカー⽇本代表の中澤佑⼆氏と、芸能界きってのサッカー芸⼈として知られるペナルティのワッキー氏がゲストで登壇。イベントの終了後には囲み取材に応じ、互いの関係性や日本代表の戦績予想などで、盛り上がりを見せた。
ーーイベントお疲れ様でした。結構二人のコンビネーションが仕上がっていると感じました。付き合いは長いんですか?
中澤:現役選手だった頃から、ワッキーさんにはお世話になっています。僕はまったくお世話はしていないんですけども。
ワッキーさんが「肉を送ります!」と連絡をくださって。「マジで何キロあるんだ?」と驚かされるくらい大量の、冷凍庫に入らないくらいの肉を送ってきてくれたことがあって、そこからの仲良くさせていただいています。

筆者撮影:中澤選手も背負った22番を継承する冨安選手に、「次世代の22番像を作り上げてほしい」とエールを送った。
ーーイベントでは、中澤さんが冨安選手に対する熱い思いをお話しされている姿が印象的でした。ワッキーさんは、実際に冨安選手と出会えて、少し贅沢なお願いできるとしたら、何をお願いしたいですか?
ワッキー:贅沢なお願いですか?一緒に芝刈り機をやってください。

筆者撮影
ーーもし冨安選手になれるとしたら、どんな相手とサッカーしてみたいです?
ワッキー:もう全部備わっていますからね。DFとしてはもちろん、おそらくFWとして試合に出ても大活躍できるわけですよ。だから、この(冨安選手の)能力を持ったままFWをやってみたいです。点を取りたいです。たくさん点を取ると思います。
ーーデュエルの強さの話についてお話しされていましたが、中澤さんは現役時代に1対1で対戦し、印象に残っている相手はいますか?
中澤: フランスのジダン選手ですね。これが一番すごかった!2000年にフランス代表と対戦し、0対5で僕らが敗れてしまったんですけども、当時のジダン選手のプレーはピッチの外で見ていても「すごいな」と思いましたし、僕もその試合に出場する機会があったんですけども、実際に対峙した時、トラップした瞬間に「あ、もうボールは取れねえ、無理だ!絶対無理!」と思いました。 ジダン選手は身体も強いと思いますが、(ボールの)をものすごく自然にポンと置くので、取りに行ったら、「かわされちゃうんじゃないか?」とか、いろんなマイナスの映像が浮かんできてしまう。
「飛び込めない」「やべえ」とか、対峙した人にしかわからないもの雰囲気がありましたね。稲本(潤一)にジダン選手と対戦した印象を聞いた時も「ボールを取れない。パッと向き合った瞬間に『無理だ』と思うくらいだった」と話してくれたので、ボールの置き所一つで、露れないとわかってしまうくらいの凄さがありました。
ワッキー:実は僕、そのジダン選手と同い年なんですよ。1972年生まれは他にフィーゴ選手、ネドベド選手、リバウド選手などもいて、4人もバロンドールに選ばれた学年なんです。。ジダン、フィーゴ、ネドベド、リバウド、ワッキー……。すみません、冗談です(笑)。
ーー「この人は一対一に強いな」と感じる芸能人はいらっしゃいますか?
ワッキー:どういうことですか(笑)。それはやっぱり明石家さんま大師匠ですよ。抜けるわけがないじゃないですか。 あんなバケモン。未だにすごいですから。

筆者撮影
ーーワールドカップが直前まで迫っています。初戦のオランダは相当な強敵だと思うんですけれど、予想を聞かせてください。
中澤:僕はこういった質問は気軽に答えませんよ(笑)。そこだけが一人歩きしちゃいますので……。日本にとっては初戦なので、
この間、仕事でトルシエさんと会った時に、「初戦なのでお互いに堅い試合運びを見せる可能性はゼロじゃないんじゃないか?」と話していました。
日本とオランダの2国が予選リーグの中では「強い」と言われていて、お互いに負けられませんし、ストレートを出さずに、ずっとジャブの撃ち合いのような試合展開になる可能性もあると。そうするとお互いに「勝ち点1かな」みたいな感じでしたね。
硬直した塩(試合)っぽくなる可能性もありますが、もしかしたら優勝を公言する日本代表の森保監督が、序盤にアクションを起こす可能性もある。これはやってみないことにはわかりませんが、個人的には「優勝を目指す以上は、オランダも倒してほしいな」という思いはあります。
ワッキー:勢いに乗るからね。
中澤:そう! だからワッキーさんが点を取ろうと。僕は勝てると思っています。
ワッキー:いい加減にしなさいよ(笑)。なんというフリですか。(笑)
中澤:バロンドーラーじゃないの?(笑)
ワッキー:俺はバロンドーラーじゃないんで……。「お笑いのバロンドール」すらも取っていませんから……。

筆者撮影
ーー中澤さんは、先ほどラクロス代表に選ばれた娘さんのお話されていましたが、教育方針のこだわりはありますか?
中澤:もし「娘が何かしたい」、「遊びたい」、「どこかに行きたい」などと言ったら、僕が忙しくとも、疲れていようとも、「ちょっと待ってね、後でやろう」と声をかけつつも、それを叶えるようにしてきました。僕は、子育てはそれが全てだと思っているんですよ。
子供が「これを買って」「あれを買って」と言っても、それをすぐに買い与えることはありませんが、「遊びたい」、「どこかに行きたい」と言ったら、自分の疲れや忙しさを決して言い訳にはしません。子供は(そのような両親の振る舞いを)自然に覚えているんだと思います。
ワッキー:なるほど、それが愛として伝わってるわけだね。
中澤:おそらく記憶としては残っていないように思いますが、きっと細胞の中のどこかしらに残っている。僕が子供の時、親にさまざまな理由を言われて遊んでもらえず、寂しい思いをしたり、へそを曲げていた頃があったので、自分の子どもたちにはそうさせたくないなという気持ちがありました。僕がどんなに疲れていようとも、一緒に遊んだり、公園に行ったり、自転車に乗ったりするようなことは欠かさずにやってきました。
ワッキー:もしかして、中澤さんは「ベストファーザー賞」とかを狙っているんですか?
中澤:そう、狙っていますよ!今後ラクロスも頑張って結果を残してくれれば、親子で賞をもらえるかもしれない。
ワッキー:親子で種目が違うので、もし大会で優勝を手にできたら、本当にすごいですよ!
中澤:メダルを取っていただけたら、日本のスポーツ界がサッカーに続いてラクロスも盛り上がって、その後またアジア大会もあるわけですよね。この先も続くわけですよ。陸上とかいろんな大会も含めて、ラグビーなんかも今年ありますもんね。
ワッキー:(今年は)スポーツの年なんですね。こういう大会が多いので。
中澤:今年はスポーツを1年間楽しみます。
ワッキー:素晴らしいところに着地しました。ありがとうございました。
取材:JUN.S
協力:白谷遼
