アメリカ・カナダ・メキシコで共催される今大会のワールドカップ。

イラン代表チームも出場するが、開催国アメリカと緊張関係にあるため、参加が危ぶまれていた。

イランは、メキシコのティフアナを拠点にしつつ、試合日だけアメリカに入国する予定(イランのグループステージ3試合は全てアメリカで行われる)。

そうしたなか、『FOX』などは、ティフアナにあるイラン代表のトレーニング施設近くに放置されていた車から黒い袋に包まれた腐乱死体が発見される出来事があったという。

死体が発見されたのは、トレーニングで使っているスタジアムの向かいにあるスーパーマーケットの駐車場。

警備員は「ひどい臭いがしたので気づいた」そうで、通行人からも悪臭がするとの通報があった。

警察はカリフォルニア州ナンバーのトヨタ製SUVのトランクから腐敗した死体を発見(ティフアナはカリフォルニア州サンディエゴと隣接)。

「車両を調べたところ、トランクの中に黒い袋に包まれた死体があり、暴力を受けた痕跡が見られた」と検察関係者は述べた。

現地では「今回の死体発見がイラン代表団やワールドカップと関連しているという兆候は現時点ではない。しかし、注目すべきは、この事件がイラン代表が厳重な警備下でトレーニングを行っているスタジアムからわずか数メートルの場所で発生したこと。チームの車列は、鑑識担当者が現場から死体を運び出したわずか数分後にスタジアムを出発した」とも伝えている。

また、「ティフアナは、世界で最も治安の悪い都市の一つとしてしばしば挙げられる」とも。

ティフアナは、麻薬カルテルによるアメリカへの密輸ルートをめぐる利権争いや抗争が絶えず、殺人率は世界でもワーストクラスにあるそう。

イランは15日にカリフォルニア州にあるロサンゼルス・スタジアムでニュージーランドとの初戦を戦う。

日本代表もメキシコのグアダルーペでチュニジア戦を戦うが、ティフアナからは2000キロ以上離れている。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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