北中米ワールドカップが盛り上がりを見せる一方で、日本のサッカー少年少女たちの“観戦環境”に警鐘を鳴らす声が上がっている。
DAZNなどで実況を担当するフリーアナウンサーの桑原学氏は自身のXを更新した。
日本時間21日午後1時キックオフの日本代表対チュニジア代表戦を前に、「GSで日本の子供たちなどがじっくり見られるゲームはチュニジア戦のみ」と、グループリーグではチュニジア戦が比較的視聴しやすい時間帯に組まれた数少ない試合であると言及。
その上で、「それなのにサッカーが大好きな少年少女がチームの練習や練習試合で見られないという驚くようなケースが多くて悲しくなります。日程が分かっているのにそこにわざわざ当ててくるのは何故なのでしょう?自由に休んでいいと思います」と持論を展開した。
一方で海外では、ワールドカップ期間中に子どもたちが試合を見やすい環境づくりが話題になることも少なくない。
今大会も出場国の一部地域で学校が授業時間を調整したり、隣国の韓国などでは教室で試合を視聴する事例が報じられた。また開催国側ではパブリックビューイングや学校向け観戦イベントを実施するケースもある。
サッカー文化が生活の一部として根付く国々では、「子どもたちが代表戦を見ること」自体が教育や地域活動の一環として捉えられることもある。
日本代表の戦いが続く中、桑原氏の投稿は単なる放送時間の話題にとどまらず、「未来のサッカーファンや選手たちに、最高峰の舞台をどう届けるか」という課題を改めて浮き彫りにしたと言えそうだ。
筆者:江島耕太郎(編集部)
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