J1水戸ホーリーホックは23日、MF安藤晃希がロイヤル・アントワープFC(ベルギー1部)へ完全移籍すると発表した。
2007年生まれの安藤は身長170センチの小柄なアタッカーだが、繊細なボールタッチと推進力のあるドリブルで局面を打開していくプレーヤー。
千葉県の流通経済大学付属柏高時代は背番号10を背負って、昨年の高校サッカー選手権大会でもプレー。今季より水戸へ加入し、明治安田J1百年構想リーグで8試合2得点を奪っていたなかで、在籍わずか半年での海外挑戦となった。
安藤はクラブ公式サイトでコメントを発表した。
「この度、リリースの通りベルギーのアントワープに移籍することになりました。まずは海外に挑戦したいという自分の意思を尊重してくれた森FD、柏葉強化部本当にありがとうございました」
「この移籍の話が出て多くの人は、まだまだ数試合の出場でスタメンで出た試合はないまま海外に挑戦することもあり、まだ海外に移籍することは早いのではないかと思う人は多くいると思います。ただ、自分の武器があれば、必ずこれから世界のトップレベルで活躍できると信じています。絶対に約束します。自分自身まだまだ足りないところはありますが、強度が上がるからこそ伸ばせるものだと思っています」
「そして、Jリーグが始まる前に移籍することとなっても温かく背中を押してくださったスタッフ、選手の皆さんには本当に感謝しかありません。ファン・サポーターの皆さんも公開練習の際に声をかけてくれたり、試合でもたくさんの声援を送ってくれたり、とても力になっていました。次に日本に戻ってくるときは、日本を代表する選手として戻ってくるので、そのときはこれまで以上に応援してくださると嬉しいです!」
「皆さんの目に留まるような活躍で世界中に安藤晃希という名前を知ってもらいます。本当に半年という短い期間でここまで成長させてくれて感謝しています。半年間ありがとうございました!」
また、水戸の森直樹FDは「水戸ホーリーホックをプロキャリアのスタートとして選んでくれた選手が、短期間でチームを離れてしまうことの寂しさはありますが、ピッチで見せたプレーが高く評価され、自ら道を切り開いたことはとても頼もしく感じています」としつつ、安藤への期待を語った。
「まだまだ水戸で活躍をしてほしい想いもありましたが、限られたプロサッカー人生の中でどの選択がいいのか、先方クラブや選手、ご家族も含め、長い時間をかけて大切な選手の未来について慎重に話し合いを重ねてきました。最終的には選手本人の意思を一番に考え、クラブとしても最大限の後押しをする決断をしました。安藤選手が、この選択をしてよかったと思えるキャリアを築いてくれると信じています」
「あらためて、これまで安藤晃希選手の育成に携わっていただいた指導者をはじめとする多くの関係者の皆様、ご家族の皆様に感謝申し上げます。安藤選手は水戸を離れますが、ファン・サポーターの皆様にはホーリーホックファミリーの一員として、これからの安藤選手の活躍も温かく見守っていただけたら幸いです」
なお。ベルギーのロイヤル・アントワープには同じく日本人GK野沢大志ブランドンが在籍。昨季はレギュラーシーズンを10位で終えた。
筆者:本田建(編集部)
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