北中米ワールドカップのグループリーグ最終戦で、ホン・ミョンボ監督率いる韓国代表が南アフリカに0-1で敗れた。
FIFAランキングでは韓国よりも下の順位だった南アフリカに対し、内容の乏しい「史上最悪級の試合」と評されるパフォーマンスに、韓国国内で強い批判が巻き起こっている。
試合はメキシコ・モンテレイで行われ、韓国はボールポゼッションで63%を記録しながらも、攻撃の組み立てが機能せず、枠内シュートゼロという異常事態に陥った。
中央でのパスミスやボールロストが相次ぎ、南アフリカの素早いカウンターに翻弄される場面が目立った。後半18分に失点した後も、選手たちの動きは重く、決定機をほとんど作れなかった。
試合後の記者会見では、さらなる波紋を呼ぶ場面があった。
一人の韓国人記者が選手たちの重い動きを指摘し、ホン監督に「試合前に集団食中毒のような不可抗力の問題があったのでは?」と直接質問。
指揮官は「そんな問題は一切ない。今日の試合は確かに3戦の中で最も内容が悪かった」と認め、自身の責任を強調したものの、選手のコンディション以外に原因を求める声は収まっていない。
韓国代表はこの敗戦でグループ3位に転落。決勝トーナメント進出は、他グループの結果にゆだねられた。
南アフリカ戦の不甲斐ない内容は、2010年南アフリカワールドカップの「南アフリカ・ショック」を想起させるものとして、韓国サッカー界に衝撃を与えている。ホン監督の手腕や選手選考を含め、今後のチーム再建が問われることになりそうだ。
筆者:江島耕太郎(編集部)
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