韓国サッカー界のレジェンドが、かつての代表チームの先輩へ厳しい言葉を投げかけた。
韓国メディア『中央日報』は25日、2002年日韓ワールドカップで韓国のベスト4進出に貢献した元韓国代表FWアン・ジョンファン氏によるコラムを掲載した。
コラムは、同日に行われた北中米ワールドカップ・グループA最終節の韓国対南アフリカ戦を受けたもので、韓国はこの試合を0-1で敗戦。1勝2敗でグループ3位に転落した。
アン氏は試合内容について「今大会3試合で最悪だった」「戦術そのものを感じられなかった」と酷評。主将ソン・フンミンをベンチスタートとした采配や、攻撃面での工夫不足を指摘し、「負けているのに戦術変更もなかった」と厳しく論じた。
特に矛先を向けたのは、韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督だった。
ホン監督は2002年の日韓ワールドカップで主将を務め、アン氏とはともに韓国サッカー史に残る快進撃を支えた間柄。ホン監督はアン氏の7歳年上の先輩でもある。
しかしアン氏は、「たとえベスト32に進出したとしても、変えるべきものは全部変えなければならない。監督の責任だ」と断言。「結果が出なければ私が最も強くホン監督を批判すると以前から言ってきた。サッカー協会も含めて全面的に刷新すべきだ」と主張した。
一方で安氏は、代表チームへの過度な批判にも苦言を呈した。大会前から一部で「グループリーグ敗退」などの悲観論が飛び交ったことに触れ、「負けたことを喜ぶのではなく、改善点を指摘すべきだ」と強調。「私は誰の味方でもなく、韓国サッカーの味方だ」と締めくくっている。
南アフリカ戦敗戦の衝撃が残るなか、韓国サッカー界では代表チームの将来と体制改革を巡る議論がさらに加速しそうだ。
筆者:江島耕太郎(編集部)
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