アメリカの世界的スポーツブランドNikeは25日、アメリカを舞台にした意味深な動画をSNSで公開した。
Nikeは2027年1月からドイツ代表のキットサプライヤーを務めるが、今回の動画はそのアピールとみられる。
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x.com動画の舞台はニュージャージー州とハドソン川。一部ニューヨーク州も含まれているかもしれない。
ニュージャージーは、ワールドカップ2026の決勝戦が行われる「ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム」がある街。

川を航行する船には、白いユニフォームを着たW杯ドイツ代表ジャマル・ムシアラの写真と、ドイツ語の挨拶を使った“HALLO NEW JERSEY(こんにちはニュージャージー)”と書かれた看板が見える。
つまりこれは、来年からNikeが手がけるドイツの新しいユニフォーム(ニュー・ジャージ)を地名のニュージャージーにかけた、ダジャレのようなプロモーションなのだろう。
なお、この動画はニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムでのグループE第3節 エクアドル対ドイツの試合中というタイミングで公開された。ドイツ戦が行われている最中、しかもW杯決勝の地とあれば宣伝に格好の舞台だ。

船を操縦するのは、ボルシア・ドルトムントで香川真司の相棒だった元ドイツ代表マリオ・ゲッツェ。「まだ見せられないよ」と言わんばかりにモザイクのかかった白シャツが面白い。
この白シャツが新しいドイツ代表ユニフォームのヒントとなるのか、それとも単なる“ネタ”なのかは定かではないが、いずれにせよファンの期待感を高めるに違いない。
ちなみに、このモザイクはデジタル処理ではなく、本当に生地にデザインしたもの。

ドイツサッカー連盟(DFB)は2024年3月、adidasとのサプライヤー契約を2026年で終了し、2027年から新たにNikeとのパートナーシップ開始を発表。adidasとDFBは蜜月の関係と言われてきただけに、Nikeとの契約はサッカー史上最大級の衝撃的なサプライヤー変更として話題を呼んだ。
ドイツがadidasのユニフォームを着用したのは1980年(一説には1979年)からだが、スパイクやトレーニングウェアなどについては1954年からパートナーシップを開始している。
その最後となる2026W杯ユニフォームは、adidasとドイツ代表がともに歩んできた歴史を感じさせるデザインだ。

ドイツの名やデザインなどいろいろ伏せているとはいえ、Nikeがドイツ代表に関する本格的なプロモーションを行ったのは今回が初めて。おそらく年内に第2弾、第3弾も実施されることだろう。
史上初となるNikeとDFBのパートナーシップは、2027年1月1日より施行される。
筆者:立野敦史(Qoly LFB Vintage)
Qoly × LFB Vintageでユニフォームなどを販売する傍らQolyでユニ記事を執筆。ヘヴィメタルから歌謡曲までジャンルレスな音楽好き。世界一美しいと思うエンブレムはサンマリノ代表の旧デザイン。


