今ワールドカップ初戦で日本代表と対戦した強豪オランダ。

グループステージを1位で突破したが、決勝トーナメント1回戦でモロッコに敗れて敗退が決まった。

オランダ代表のロナルト・クーマン監督は、逃げ切りに失敗して2-2の引き分けに終わった日本戦で采配を批判されたが、モロッコ戦でも厳しい批判に晒された。

これまでの4-3-3システムから、5バックに近い3-4-3システムに変更したものの、「奇策失敗で裏目に出た」と指摘されている。

オランダの隣国ベルギーの元代表選手マルク・デグリーゼもクーマン監督の采配を叱責した。

60歳のデグリーゼは、ワールドカップ2大会に出場した経験があり、オランダの強豪PSVでもプレーした人物。彼は『HLN』でこう指摘していたそう。

「オランダはモロッコ戦でまるで格下のような振る舞いを見せた。

非常に痛手となる敗北だ。クーマンにとっても、オランダサッカー界全体にとっても痛恨の敗戦。

クーマンが、グループステージ初戦の日本戦と同じ過ちを犯したことは不可解だ。あの時も彼は対戦相手を実際よりもはるかに強大なチームだと過大評価していた。

続くスウェーデン戦とチュニジア戦では『オランダ流』のサッカーを選択していたのに、またオランダを格下チームのようにプレーさせた。故ヨハン・クライフも草葉の陰で泣いているに違いない」

日本戦と同様にモロッコ戦でもクーマン監督の戦術は、腰が引けていたと批判していたようだ。

デグリーゼは、攻撃サッカーの信奉者だったクライフのもとでオランダが大胆不敵なプレーを見せていた時代を恋しがっていたそう。なお、クーマン監督は敗退後に退任を発表している。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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