日本でも度々話題になるサッカー界のライセンス問題。
トップリーグや代表監督を務めるには、トップレベルのライセンスを取得している必要がある。
欧州で最高峰にあるライセンスは、UEFAプロライセンスだ。
『BBC』によれば、ウェールズサッカー協会のプロライセンス・コースは「サッカーコーチングにおけるハーヴァード大学」と称されるほど評価が高いという。
実際、アーセナルをプレミアリーグ優勝に導いたミケル・アルテタ監督もこのコースの卒業生(アルテタ監督はスペイン人だが、必ずしも自国でライセンスを取得する必要はない)。
現在、ウェールズサッカー協会のプロライセンス・コースは、元ウェールズ代表キャプテンのアーロン・ラムジーや、チェルシーやマンチェスター・シティでプレーした元アルゼンチン代表GKのウィリー・カバジェロが受講中。
同コースでは、軍の訓練を受けた専門家たちとともに2日間の集中的な模擬訓練も行われるそう。
受講者は迷彩服に身を包み、モデルガンを手に訓練に参加。
爆発音がした現場に駆けつけると、そこには血まみれの脚を押さえながら、助けを求めて叫ぶ兵士の姿が…。
ただ、その血は偽物で、負傷者役も義肢をつけた元軍人の俳優。ラムジーが止血帯を装着する一方で、カバジェロが負傷者を励ます…。
元フランス代表フロラン・マルダが同コースに参加した際には、待ち伏せ攻撃を想定した演習が行われ、森の中で人質を救出し、武装した敵を撃退しながら安全な場所へ避難させるという任務が与えられたそう。
参加者たちは、薄暗い作戦室に集まり、「ブレコニア」という仮想世界での侵攻戦略や敵対的な環境への対処法を練る。夜明けとともにテントから叩き出されるため、任務を割り当てられる前からすでに疲れ切っているという。
