リオネル・メッシ擁するアルゼンチンは、ワールドカップ連覇を逃したものの、準優勝という結果を収めた。

今大会でも持ち前の激しいプレーを展開したほか、選手たちが体に刻んだ数々のタトゥーも強烈だった。

そのアルゼンチン代表のなかで、珍しくタトゥーを彫っていないのが、フリアン・アルバレスだ。

彼は強豪アトレティコ・マドリーに所属する26歳のFW。

『ESPN』によれば、タトゥーがない理由についてこう語っていたそう。

「ある日、代表チームにいた時に僕はタトゥーがない唯一の選手と指摘された。

別に変わり者になりたいわけじゃない。

子供の頃に僕ら兄弟は父からよく言われた。『タトゥーも煙草も酒もダメだ』ってね。

大人になった今なら自分で選べるけど、それが必要だとは感じない」

彼は3人兄弟の末っ子で、幼少期に父から言われた教えが心にあるようだ。アルバレスが生まれたコルドバ州カルチンは人口3000人ほどの町。

『SPORT』などによれば、アルバレスは、家庭の経済状況が厳しく、母方の祖母と何年も同居せざるを得なかった時期があり、両親が日々犠牲を払う姿を目の当たりにして成長したそう。贅沢とは無縁のその環境こそが、彼の性格と勤労観を形作る土台になったとか。

父は穀物工場や農場で働いた後、トラック運転手として生計を立て、母親も保育士として働いてきたそう。

アルバレスは「家族は幼い頃から僕に確固たる価値観を植え付けてくれた。それは、献身、勤勉さ、そして目標を達成するための努力」とも語っている。

そんな彼のパートナーであるマリアさんは、9~10歳頃に出会った幼馴染。

画像: (C)Getty Images
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マリアさんは、アルゼンチンで非常に人気のあるフィールドホッケーを長年にわたってプレーし、体育の教員免許もあるとか。2人には今年1月に第一子が誕生している。

筆者:井上大輔(編集部)
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