日本代表DF菅原由勢をはじめ、世代別代表の松木玖生も所属するサウサンプトン(イングランド2部)。昨季はリーグ戦を4位でフィニッシュして、プレミアリーグ昇格をかけたプレーオフに挑んだが、その最中に3つのクラブに対するスパイ行為が発覚し、プレーオフを戦う権利をはく奪されていた。
サウサンプトンは、インターンがミドルズブラのトレーニング風景を撮影する姿が撮影され、SNSを中心に広く拡散。一連の事件を主導したドイツ人のトンダ・エッカート監督にも非難が集まるなか、イングランドサッカー協会(FA)は同監督を告発。「不正行為に関連して、FA規則E3.1に3回違反した」と監督の責任を厳しく追及した。『BBC』が報じた。
サウサンプトンが所属するチャンピオンシップを取りまとめるEFLは加盟クラブに対してのみ措置を取ることができる一方で、FAは個人を罰したり、出場停止処分を下したりすることができる。
FAは「監督が不適切な行為を行い、または練習セッションの視察を指示および・または許可することによって、試合の評判を傷つけた疑いがある」と指摘した。
これを受けてサウサンプトンは声明を発表。「イングランドサッカー協会(FA)による規則E3.1違反に関する本日の告発を認める」としつつ、「トンダ氏とクラブは今後もFAと全面的かつオープンに協力していく」とした。
「我々は引き続き、2026-27シーズンのチャンピオンシップに向けた準備に注力していく。プレミアリーグ復帰という目標達成に向けて、クラブはトンダ監督とそのスタッフを全面的に支援していく」
「現在手続きが進行中のため、これ以上のコメントは差し控えさせていただくが、状況が整い次第、サポーターの皆様に最新情報をお伝えする」
なお、サウサンプトンのオーナーであるドラガン・ソラク氏は、すでに十分な処分がされたとして、エッカート氏を解任するつもりはないと説明。さらに同監督は「世に出回っているものの中には読むのがつらいものもある。私が承認したことについて、このような判断が下されたのは私の責任だ」と認めつつ、「私の責任だ。判断ミスを謝罪する。営業再開から1週間が経ち、そろそろ前向きに考えるべき時期が来たと感じている。営業再開初日から、笑顔があふれ、職場には再び活気が戻ってきた」と前を向いた。
なお、エッカート氏は今月28日までにFAの書簡に回答する義務がある。
筆者:本田建(編集部)
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