アルゼンチン代表アタッカーのアンヘル・コレアが、移籍の交渉を巡ってメキシコで脅迫を受け、母国へと逃亡したという。
コレアは現在メキシコの名門ティグレスに所属しているものの、アルゼンチンの名門リーベル・プレートへの移籍交渉が進められていた。しかしながら、それが難航していると伝えられているほか、クラブ側が合意後に条件を変更したという報道もある。
『AS』によれば、コレアはこの交渉の中で「本人と身近な人々に対する脅迫を受けた」とのことで、それを逃れるためにアルゼンチンへ移動しているとのこと。
脅迫の具体的な内容や、誰が関与しているのかは明らかにされていないが、コレアがメキシコを離れるほど深刻な状況であるとも。2022年カタールW杯の優勝メンバーでもあるコレアにとって、メキシコでのキャリアは難しい状況になっているようだ。
リーベル・プレートとティグレスの間では、移籍について基本合意に達したと伝えられていたが、その後ティグレス側が移籍条件を変更して新たな要求を提示したため、交渉は停滞したそうだ。
それを受けて、リーベルは現在移籍金1500万ドル(およそ24億円)となる最終オファーを提示したとのこと。ただ、今週中にティグレスから回答が得られなければ、完全に破談となるようだ。
ただし、『AS』によれば、コレアが一方的に契約を解除する決断を下し、さらにそれをFIFAが認めた場合、フリーエージェントでの移籍が可能になるかもしれないとのこと。
FIFAの「選手の地位および移籍に関する規則」第14条では、「正当な理由が認められれば、選手が契約を解除できる可能性がある」と書かれており、脅迫があったことが証明されればティグレスとの契約が無効になるという。
ティグレスとしては2029年まで契約を残しているアンヘル・コレアをできるだけ高く売りたいと考えているようだが、もし交渉の中で脅迫や不当な要求があったとなれば、移籍金無しで退団されるリスクもある。果たしてどのような結末を迎えることになるだろうか…。
筆者:石井彰(編集部)
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