3大会連続でワールドカップ出場を逃したイタリア代表が、現在ジョゼップ・グアルディオラ氏の招聘へ本格的に動いているという。

『Guardian』などによれば、イタリアサッカー連盟(FIGC)のテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏が、グアルディオラ氏と実際に話し合いを行ったことを認めた。また、同時にブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督にも接触していたことを明かしている。

一方で、一部の報道にあった「グアルディオラ氏が年俸2000万ユーロ(およそ46億円)を要求した」という報道については明確に否定したとのこと。

7月初旬にテクニカルディレクターへ就任したマルディーニ氏は、FIGCのジョヴァンニ・マラゴ会長、特別顧問を務めるレオナルド氏とともに、セリエA各クラブとの会合へ出席。その後の記者会見でグアルディオラ氏について問われると、マルディーニ氏は次のように答えたそう。

「正直に言えば、今日の時点では何が起きているのかについて、新しい情報を伝えることはできない。
ただ、皆さんが我々のターゲットの一人を特定したことは間違いない。

ペップと話す前に、カルロ・アンチェロッティとも話をしたことは隠せない。世界最高の監督たちから話を始め、彼らが全体として引き受ける意思を持っているか確かめることが正しいと思ったからね。

今週中に新監督を発表できれば一番いい。しかし、それ以上に重要なのは、我々が本当に望んでいる人物を待つことだ。緊急性はあるが、我々の内部ではそれほど焦ってはいないんだ。

(年俸2000万ユーロを求められたという報道について)いや、ペップにとって、経済面はまったく重要ではないよ」

なお、『Sky Sport Italia』も、交渉が停滞している理由は契約金額ではないと報道している。グアルディオラ氏はシティでの10年間の指揮を終えたばかりで、当初は家族と過ごしながら休養することを望んでいたという。

そのため問題となっているのは報酬ではなく、イタリア代表という巨大な再建プロジェクトを引き受ける覚悟があるかどうかなのだそう。

なお、グアルディオラ氏とアンチェロッティ監督以外にも複数の候補が浮上しているという。ロベルト・マンチーニ氏、アントニオ・コンテ氏、さらにアンドレア・ピルロ氏も、代表監督の候補として報じられている。

ただイタリアは「3大会連続のワールドカップ予選敗退」の危機から脱するため、世界最高水準の監督を招聘する構想を描いているようだ。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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