日本代表の将来を担う大器として期待される高井幸大。
身長192センチという日本人離れした体躯を持つ、21歳の大型ディフェンダーだ。
10代でパリ五輪に出場すると、2024年9月に代表デビュー、2025年夏には川崎フロンターレからJリーグ史上最高額となる500万ポンド(約10.8億円)で名門トッテナムに引き抜かれた。
だが、その後は怪我に苦しむことになり、ワールドカップ出場も逃した。
昨シーズン後半戦は、ドイツ1部ボルシアMGにレンタル移籍して8試合に出場。才能の片りんを見せたものの、ここでも怪我に苛まれ、トッテナムへローンバックすることになった。
1882年創設の名門トッテナムだが、昨シーズンは17位でぎりぎり降格を回避するなど苦闘。
ロベルト・デゼルビ監督のもとで再起を目指すシーズンになるが、高井はここまでのプレシーズンで存在感を放っているようだ。『Football.london』は、こう伝えていた。
「昨季加入した高井だが、怪我とボルシアへのレンタル移籍がほぼ成果なしだったため、『忘れられた男』になっていた。
だが、21歳のCBは、かつて年代別日本代表として欧州中のスカウトを唸らせた落ち着いたボール扱いと読みの鋭さを見せつけた。
対戦相手のレベルを考慮しなければいけないが、日本を離れて厳しい1年を経て、このディフェンダーが見せたパフォーマンスはポジティブなものだった」
プレシーズンツアー中のトッテナムが対戦したのは、酒井宏樹が所属するオークランドFC(ニュージーランドのチームだが、豪州Aリーグに越境参戦)。
高井は格下相手ながら、今後を期待させるパフォーマンスを見せたとのこと。
トッテナムは8月23日のプレミアリーグ開幕戦でブレントフォードと対戦する。高井がこのままトッテナムに残るのか、その去就にも注目だ。
筆者:井上大輔(編集部)
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