日本代表としてワールドカップ2大会連続ゴールを決めた前田大然。
驚異的スピードとスプリント力を持つ28歳は、スコットランドの強豪セルティックでも労を惜しまないプレーで愛されてきた。
その前田は、イプスウィッチへの移籍が決まり、夢だと公言していたプレミアリーグ行きを実現させた。
契約は残り1年ということもあり、イプスウィッチがセルティックに支払った移籍金は、1000万ポンド(約21.8億円)ほどとされている。
そうしたなか、『BBC』は、前田退団に対するセルティックファンたちの嘆きの声を伝えていた。
「間違いなくレジェンド。技術的に最も優れた選手ではないが、無尽蔵のスタミナ、スピード、疲れ知らずの不屈の姿勢はそれを十分に補って余りあるものだった。
セルティックでのデビュー以来、ずっと魅了されてきた。彼がいなくなるのは寂しいが、新天地でその価値を証明してくれるのを願っている」
「(昨季)リーグ連覇が危ぶまれた際、彼はほぼ独力でチームを窮地から救い出した。大きな恩があるし、セルティック・パークにはいつでも戻ってきてほしい」
「得点力なら代わりがいるかもしれないが、あのエネルギーは替えがきかない。そこが何よりも心配」
「レンジャーズ戦でのあのオーバーヘッドシュートは本当に素晴らしかった。あの場に居合わせ、その瞬間を目撃できたことは最高。この4シーズン、セルティックの真の偉大な選手を目に焼き付けられたのは光栄なことだった」
「大然はセルティックのために身を粉にして尽くした選手として記憶される。あの絶え間ない奔走と数々のゴールは、人々の記憶に永遠に残る。これまでの貢献に感謝するとともに、いなくなることはとても寂しい」
「彼の試合への姿勢は誰にも負けない。勝利への飽くなき意欲を持つ驚異的なアスリート。彼の穴はあまりに大きいし、1000万ポンドという移籍金は破格の安さ。
3ヶ月もすれば、ビッグクラブが『なぜ彼を見逃してしまったのか』と悔しがることになるはず。彼は気品と勇気を兼ね備えた謙虚な男」
前田は2022年1月からプレーしたセルティックで、212試合79ゴールを記録。宿敵レンジャーズ戦では26試合で7ゴール5アシストを叩き出し、昨シーズンの対戦では伝説的なバイシクルシュートも決めた。
それだけにセルティックファンは別れを惜しんでいるようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
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