過去最多となる48か国が参加した今大会のワールドカップ。

初出場となった小国カーボベルデは、決勝トーナメントでアルゼンチンと激闘を演じるなど、旋風を巻き起こした。

そのカーボベルデを支えたのが、GKヴォジーニャ。40歳の守護神は、今大会のベストイレブンにも選ばれた。

彼は所属チームがない状態で今大会に臨んだが、このほど、チリの名門コロコロへの移籍が決定。

ただ、『Globo』によれば、新天地ではヴォジーニャとはユニフォームに入れることができないという。

彼の本名は、Josimar Jose Evora Dias。Vozinhaは「おばあちゃん」を意味するポルトガル語の愛称だ(ポルトガルはカーボベルデの旧宗主国)。

チリプロサッカー協会による国内リーグの規定では、ニックネームの使用は禁止されており、ユニフォームには姓のみを表示できるとのこと。

そのため、EvoraかDiasのいずれかにしなければいけないそう。

例外として、ニックネームをユニフォームに表示するには、コロコロが特別許可を申請する必要があり、協会がそれを認めれば、使用できる可能性があるようだ。

ヴォジーニャがあだ名となった由来は、幼少期の生い立ちにある。

祖父母のもとで育てられた彼は、年上の子供たちと遊んでいた際、激しいプレーをされると怒って家に帰ってしまうことがよくあったとか。友人たちは「祖父母に助けてもらおうとしている」と彼をからかい、「おばあちゃん」を意味するヴォジーニャというあだ名が生まれた。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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